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【数字でみる滋賀レイクス】来季のことを考える①

まずは・・・

優勝したぞー!!!!!!!!!!!!


本当に長いようで短い1年でした。
あの日、初めてブログを更新して、たくさんのレイクスブースターの方に読んでいただいて。Xを通じてバスケの話がたくさんできるようになりました。

チームとしては遠回りしつつも大きくなった1年でしたけど、初ダイアリも経験して、僕自身にとってもとても大切な1年になりましたブログの更新は2月が最後ですけど

個人的には現地観戦数と後半のブログ更新は伸びしろでした。
仕事が忙しくなってしまったとはいえ、来季は待ちに待ったB1。またたくさんまた記事を書きたいと思いますので、今後もよろしくお願いします。


さて、シーズンが終わると休むまもなく来季の話がスタートします。
去年のブログでも書きましたが、同じチームで居続けることはできないと思っています。実際に、B1昇格チームは約半分の選手を入れ替えている、というデータもあります。

もちろん、来季もこのメンバーがみたい。これは僕も同じです。1人もかけてほしくない。でも、B1で戦っていくにはそうはいかないことも理解しています。
そこで、今回はあえて数字を含めて移籍の動向について、予想(妄想ともいう)を書いていこうと思います。

もしかすると既に色々な噂も出ているかもしれません。観戦したからこそわかることもあるでしょう。在京ブースターの自分にはそれがわからないので、敢えて数字の面から記載していきます。

考えていくポイントは2つ。

① 定量面:報酬、プレイタイム
② 定性面:キャリア、他チームからのオファー、チームとしての優先度
この2点を基に、考えていきます。

※あくまで予想(妄想)です。全然違うだろ!そんなわけない!というご意見も多いと思いますので、お手柔らかにお願いします・・・。



1.柏倉 哲平(定量面:○ 定性面:◎ ⇒残留)

【スタッツ】
G:50、GS:40、MINPG:21分34秒
6.3Pts、3.0Ast、1.9Reb、0.8Stl 3FG%:36.1%

【定量面】
昨年の19分14秒からプレイタイムは微増。怪我はあったものの、1年概ねスターターを維持。現状のB1のスターターPGでこのレベルのプレイタイムを用意するのは一定のハードルであり、本人としても念願のB1であることを考えると、定量的な問題は少なそうか。

【定性面】
年齢的には最もベストな時期。新たな環境でのチャレンジを選ぶという選択肢も無きにしも非ず。特に今年のTeeさんやJBのように、B1昇格経験を(しかもキャプテンで)持つ選手としての需要は高いと想像。
一方、やはりキャプテンとして来シーズンも率いてほしいという想いがレイクス側にあるならば、十分にこたえてくれそう。

2.田原 隆徳(定量面:○ 定性面:○ ⇒残留)

【スタッツ】
G:65、GS:18、MINPG:16分23秒
4.6Pts、1.9Ast、1.5Reb、0.8Stl 3FG%:32.9%

【定量面】
昨年の21分58秒からプレイタイムは減少。スタッツとしても全体的に低下。山形ではもう少し得点をとるガードだった。
一方、控えPGとしてはこれ以上なく頼りになる存在で、ディフェンスの要としてプレイタイム以上の大きな存在感を放ってくれており、ローテーションのなかで必要不可欠な存在として評価を受けているという印象。過去B1ではプレイタイムがほぼなく、昇格時も移籍した経験を踏まえると、チームから求められれば残留の可能性は高そう。

【定性面】
テツともPGコンビとしていい雰囲気でプレーしてくれていたので、テツの残留があればほぼ確実か。

3.野本 大智(定量面:△ 定性面:○ ⇒移籍可能性あり)

【スタッツ】
G:55、GS:23、MINPG:16分38秒
5.0Pts、2.6Ast、1.5Reb、1.2Stl 3FG%:26.7%

【定量面】
昨年の9分26秒からプレイタイムは増加。出場試合数も増えた。スタッツも全体的に上昇しており、昨年対比ではよいシーズンだったのでは。
というか昨年こんなに出ていなかったのか・・・。

チームとしては控えPGの立ち位置になるけど、持ち前の負けん気の強さ、他のガード陣にはないアタック力など差別化はできる。
一方、ダイチのスキルならもっとプレイタイムを与えられるチームがあるととも思う。特にカテゴリーを下げるなら正PGとしてかなりのプレイタイムがもらえる可能性が十分にあるので、誘いがあるかどうかか。

【定性面】
まだ若いし、経歴を見ても強いハングリー精神を持つタイプだと思う。
そのため、新しい環境で成長したいという気持ちがあっても不思議ではない。チームとしては生え抜き5年目になるし、ブースター人気もとりわけ高いので、積極的に手放すという選択肢はないと考える。
とはいえ、キャリアを踏まえると移籍の上2人と比べると移籍してしまう可能性は残る。

4.キーファー・ラベナ(定量面:○ 定性面:○ ⇒残留)

【スタッツ】
G:66、GS:45、MINPG:25分29秒
12.4Pts、5.5Ast、2.8Reb、1.1Stl 3FG%:35.4%

【定量面】
昨年の25分10秒からプレイタイムは横ばい。スタッツは全体的に上昇。キーファーの場合、評価されてプレイタイムを与えられるという立場ではないように思うため、やや定量的な評価はマッチしないか。どちらかというと報酬面で、より高額オファーが来る場合に検討する余地は十分にある。

【定性面】
高いスキル、キャプテンシー、プレーオフの鬼神の如き活躍。どれをとっても絶対に残ってほしい選手だろう。
定量面では報酬と書いたものの、そこを第一にはおいていないようにも思える。
過去の本人のインタビューを聞く限りでは、日本国外でのプレーの可能性は低そう。サーディーもいるし、ご家族も比較的日本なら会いに来やすい。滋賀への恩義も相応に感じてくれていることもあり、チームからのオファーには前向きに回答になるのでは。

一方、アジア枠/帰化枠をキーファーで使うということは、全体のサイズが小さくなるということでもある。今季はマイキーの存在がこのデメリットを打ち消していたが、移籍の噂もあるなかで編成面はややネックになるか。

5.山崎 凛(定量面:× 定性面:△ ⇒移籍)

【スタッツ】
G:37、GS:0、MINPG:4分10秒
1.1Pts、0.3Ast、0.5Reb、0.1Stl 3FG%:15.4%

【定量面】
昨年の5分45秒からプレイタイム、スタッツともに横ばい。育成枠ではあったものの、わっくんの大活躍もあり悔しいベンチ外も多かった。
B1で戦っていくには現状のままでは苦しいというのが正直なところ。
プレイ的にも少し焦りが見えたり、ファールトラブルになってしまったりと伸びしろを感じるので、カテゴリーは下がっても一定以上のプレイタイムが与えられるチームで実戦経験をたくさん積む方が良いように思う。

【定性面】
定量面とは打って変わって、リンリンの存在は本当に大きかった。試合前の「リンリンサイレン」、少ないプレイタイムながら闘志全開のプレー。先日の北山さんのポストでも、試合後のトレーニングを率先して取り組んでいるって話もあり、見えない貢献度が大きい選手。
上述のとおり全体的に伸びしろが大きいと思うので、育成枠として残ってほしいが・・・。

6.湧川 颯斗(定量面:◎ 定性面:△ ⇒残留可能性)

【スタッツ】
G:67、GS:12、MINPG:20分15秒
7.2Pts、2.9Ast、3.2Reb、1.0Stl 3FG%:34.1%

【定量面】
昨年の8分47秒からプレイタイム、スタッツともに大幅に上昇。今季唯一の全試合出場。POではクロージングラインアップを任されるまでに。滋賀、日本バスケの宝といっても全く過言ではない。

他チームが獲得にあたって莫大な報酬が積まれる、ということはまだないと思うので、金銭面よりもプレイタイムだろう。
本人としてはB2での成長に手ごたえをつかんでいると思うし、代表を視野に入れるとトップカテゴリーでのプレーはマスト。そのなかで滋賀での継続は十分に計算できるプレイタイムが与えられるはずなので、相対的には優位か。

【定性面】
上記の通り、求められるのはキャリアの成長だろう。そう考えると代表クラスが多いチーム、優秀なHCがいるチーム、充実した環境を持つチームは十分に選択肢になりうるし、その点で滋賀は劣後してしまうだろう。マイキーやキーファーといった既存選手の動向も要因になるかもしれない。

どちらにしても最優先で残さなければならない選手であることは間違いなく、現状はやや残留優位とみる。


大分長くなってしまったので、ガード陣まで書いたところで続きは次回へ。

「ああ~やっぱり全員残ってくれ~」と思う方はぜひいいねよろしくお願いします。


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