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【ゴルフスイング】股関節の正しい使い方!あなたの股関節は動いてますか?【股関節ワーク付き】

こんにちは

今回は股関節が動くとあなたのスイングが変わる、という事で股関節について話していきます。

・ゴルフでなぜ股関節が重要なのか
・そもそも股関節ってなにか
・どうしたら股関節が使えるようになるのか
の内容で話していきます。

どうしたら使えるようになるのかの部分は、股関節を使うレッスンを動画付きで説明していますので是非動画を見ながら練習してみてください。

レッスンについては、動きを学ぶレッスンを中心に紹介しています。
レッスンをした後に素振りをして股関節がどう変わったか確認してみてください。
今までのスイングとの違いを感じてみましょう。

レッスン後のスイングでは、

下半身が使えてる感。
地に足がついている感。
腕の頑張り具合。
スイングの速さ。

の変化に気が付くと思います。

ゴルフに関して、様々なレッスンがありますが、実際に体現できない事には意味を成しません。
多くの理論に触れたものの、体現できないのはもったいないです。

体現するというのは自分の身体を思い通りに動かせること。

動かし方が分からないままではいつまでたっても成長へつながりません。

私のレッスンはそんな方のために、体の動かし方から学ぶレッスンを提供しています。

身体の動かし方を学ぶと同時に、ゴルフ理論を実践することでよりいいスイングへと進化していきます。

今回は股関節の動かし方を学んでいきましょう。

動きを学ぶのは自分の脳です。脳の学習が必要です。

そのために動きのレッスンをしていきましょう。

ゴルフでの股関節の重要性

ゴルフスイングはなぜ股関節が重要なのか。

スイングは回旋の要素が大きい動作で、効率よくスイングするために重要な関節だからです。

体の中で回旋の動きを生み出せる部位は、

首、胸椎、股関節、足関節、肩関節、前腕にあたります。

これらを上半身と下半身で分けると、

上半身は、首、胸椎、肩関節、前腕
下半身は、股関節、足関節

となります。

上半身に回旋できる関節が偏っているのでどうしても上部に頼りがちになってしまいます。

下半身でいうと、足関節は微々たる動きしか生み出せないので、下半身のメインは股関節になります。

実際にスイングをしたとき、上半身で動けるから手だけで打とうとしても大きな力は生み出せません。

そのため強いスイングをするために、下半身が重要になります。

下半身の中でも特に重要なのが、下半身と上半身をつなげる股関節です。

股関節はモモの骨と骨盤が連結している関節です。

骨盤には背骨がついており、背骨には肋骨や肩甲骨がついているため、下半身の動きが上半身へつながっていくことができます。

上半身と下半身が繋がる利点は、

・下半身の力により上半身の回旋力をパワーアップできる事
・上半身の努力量を減らし、効率よくスイングができる事

があげられます。

人は重力と床反力の関係で、床から力をもらう事で動作ができる生き物です。

上半身から下半身へ動きを伝えることもできますが、上半身は筋肉が小さくどこかを支点として踏ん張る事ができないから、大きなパワーを伝えることができません。

それに比べ、下半身は筋肉が大きく、床が支点となって踏ん張ることができるため大きなパワーを生み出すことができます。そのため力が下から上へ伝わるほうが効率よく動くことができます。

スポーツで下半身が大事だといわれる理由が理解できると思います。

重要な理由が分かったところで、股関節についてもう少し掘り下げてみます。

股関節とは

股関節は足の付け根の関節で、骨盤と太ももの骨が連結している部位です。そして自由度の高い関節です。

下の図のように、関節面が球状になっている関節なので、あらゆる方向に動きます。

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下の図のように運動学的に、屈曲伸展、外転内転、内旋外旋に動きます。

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※写真はわかりやすく足だけの動きにフォーカスしてます

実際のスイングでは写真のように足が浮いた状態での動きは起こりませんが、地に足がついた状態で、同じように動きます。

右打ちの場合のバックスイングは、
右股関節屈曲、内旋、内転、
左股関節伸展、外旋、外転の動きが組み合わさります。

ダウンスイング以降では動きが反対になり
右股関節伸展、外旋、外転
左股関節屈曲、内旋、内転の動きが組み合わさります。

バックスイングとダウンスイングのように股関節が動くことで、骨盤回旋します。

骨盤が回旋すると、骨盤に連結している背骨が動きます。
背骨が動くと、背骨に連結している肋骨や肩甲骨に動きが伝わります。
肩甲骨が動くと、肩甲骨に連結している腕に動きが伝わります。

というように下半身から上半身に動きが連鎖して伝わります。

人間の身体全部が繋がっているので連動することができます。
身体のどこか一部が動かなければ、ほかの部位が余計に頑張ってしまうので、身体全部が過不足なく動くことが重要になります。

腕で力を生み出してクラブを振るよりも、下から動きが連鎖して腕に伝わるほうが、効率よくクラブが振れるようになります。

手打ちに悩んでいる人の多くは、クラブを振る力を、腕で生み出してしまうので、いろいろなエラーが出てしまいます。

スイングは全身運動なので、体全体が連動していくことが最も効率の良い動きとなります。


股関節をもっと知りたいという方にまとめた記事がすでにあります

下の記事からご覧ください


ここまで読み進めていただいた方は、股関節の重要性について少しはわかってきたかと思います。

次は、実際にスイングで股関節を使っていくためにどうしたらいいか、についてお話しします。

理解はできたけど、「どうしたら良いか」が、重要で知りたい所だと思いますので、股関節を動かす練習方法を紹介します。


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