「花冷え」じゃなくて「リラ冷え」を思い出す

今日も東京の生息地域でぼへーっとしていた青鳥(あおどり)なのです。
今日は、なんだか寒いのです。
半袖は無理なのです。

そんな、谷間のような気温の変動に、北の大地の寒さを思い出したりもするのです。
その大地には「リラ冷え」という言葉があるのです。
札幌の俳句を詠む人が考案した言葉で、某小説家が全国区にしたといわれるこの言葉。
その小説家は苦手なのですが、まあ、きれいな言葉を広めたのはGood Jobなのです。

「リラ冷え」は5月下旬~6月上旬のライラックが咲く頃に気温がグンと落ちるときに使う、とのこと。
本州にも「花冷え」なる3月下旬~4月上旬の冷え込む時に使う言葉があると知ったのです。
場所が違っても、似たような言葉はあるのだなあ、なのです。
ただ「花冷え」は桜を意味していて、そこがライラックと違うのです。

札幌の大通り公園には、たくさんのライラックの樹が植えられているのです。
紫、白、珍しければ緑、なんていうのもあって咲くのです。

そういった種類の寒さを、今日は感じていたのです。
季節が変わっていく、そんな気温の低さのあとは、跳ね上がるのかなあ、なのです。
そして梅雨かー、なのです。
季節はいったりきたりだなあ、なんて思い出していた青鳥なのです。

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