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「しばらく、こっちにいるから」 「宿はどうするの?」 「カナのアパートに住むから大丈夫」…
乳白色の点滴薬。 透明やら黄色やら、一日中、胸に繋がれた管を通って体に入っていく液体。 …
バスを降りると、雪が散らついていた。 とぼとぼと、歩き出す。 大きなバックの紐が肩に食い…
国語が苦手でした。 「主人公は、どんな気持ちだったでしょうか?」 バツでした。 「この文…
結婚式は、和装だった。 憧れだった。 嬉しかった。 赤い和傘をさしてもらい、ちょこちょこ…
あいにくの雨です。 でもせっかくなので、七夕の思い出を少し。 私は、小学三年生の時に引っ…
河津桜のニュースを見た。 昔、一度だけ、見に行ったことがある。 桜のピンクと菜の花の黄色が、とても綺麗だったのを覚えている。 お互いに地元に帰ることが決まっていた、恋人との二人だけの卒業旅行。 もしかしたら、一緒にいられるのは最後かもしれないと、心に刻みながら歩いた桜道。 今でも、目を閉じれば思い出す。 こんなに綺麗な風景があるのだろうかと、目頭が熱くなった。 たくさんの観光客がいて、お店も賑わっていた。 土産物屋さんで、「兄妹?」と聞かれた。 よく
はじめてのデートは泊まりだった。 友達に、「絶対やめた方がいい。おかしいよ」と言われた。…