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泡日記 夏休み 短編に挑戦している事や最近買った本などについて

夏休み。学校ももちろん給食もなく1日中子供が家にいる訳で、学校の宿題やら、子供の遊びの調整やら(親同士で子供の空き予定を合わせたりするのは今どき普通なのかしら…)、サッカーの付き添いで、noteに向き合う時間も本を読む時間もめっきり減ってしまった。でもこれ、春休みも同じことを言っていた気がする。

友人がこの秋の完成を目指して面白いZINEを作ろうとしている。タイトルは既に決まっていて「焼き菓子の時間」という雑誌スタイルの一冊になるそうだ。タイトルを聞いただけでもワクワクするけれど、誌面には様々な切り口で「焼き菓子」というキーワードが展開される模様である。実は私もこちらの誌面で初めて短編に挑戦させてもらう事になった。いつかは創作で文章を書いてみたいと思っていたけれど、とっかかりのボタンを押さないままでいたので、友人からのお誘いに飛びつくようにして、書かせてもらうことにした。

小説の書き方講座など受けたこともないし、語彙も少なく文章の基本もなっていないから恐れ多いのだけれど、とりあえず今の私の書き様である、頭に浮かぶ映像を言葉に落としこんでいくやり方で書いてみている。書き始めてみると頭の画の場面もどんどん進んで動いていく。一応作ってみた走り書きのプロットの枠外に既に話が展開していて、つくづく計画性がないなぁと苦笑しつつ、自分に合った方法を探してくのがいいのかもしれないとも感じている。時期がきたらZINEのご紹介も兼ねて、この場でお知らせさせてください。

先日青山ブックセンターで買った本2冊。
長島有里枝「テント日記/縫うこと、着ること、語ること」日記
近藤聡乃「ニューヨークで考え中」4巻

長島有里枝さんの以前の著書「背中の記憶」は、私の読書遍歴の中に楔のように突き刺ささっているもので、今回ABCで平積みになっている本を見つけたときはドキリとした。気になってやはり読んでみようと開いたページが(立ち読みすいません)長島さんの母親が取ったある癖のある行動の描写の場面だった。数行読みながら、家族という括りが生んだ捻じれた感情を、私はあの時どうして言葉にできなかったんだろうな、とか考えるのだった。
やっぱり持って帰ろう(買おう)と思って、そうした。深呼吸しながら読むのだと思う。
近藤聡乃さんは夜寝る前にパラパラ開いたページを読む。朝起きたら眼鏡といっしょに背中でつぶされているけれど、待望だったのでうれしい。

その他にも、椅子や机に積んだままの本が溜まってきている。多分飽きれているだろうけど、何も言わずに好きなように積ませてくれている夫と子供に感謝です。


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