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記憶の引き出し

人の記憶は不思議。

静かな部屋に一人でいて、
ぼんやり過ごしていると、
頭の中の記憶の引き出しが、あちこちで開き始め、
走馬灯のようにいろんな場面が頭をよぎる。

それはつい最近の出来事だったり、
遠い昔の幼い時のことだったり、
あるいはいつか見た夢のことであったり、
まったく空想の産物もある。

どうして今頃こんなことを思い出すのだろうと、
大昔の実に瑣末な記憶が蘇ったり、
すっかり忘れていたと思っていたことまでも
ふっと思い出したりもして、苦笑いをしたりもする。

今日の出来事であっても、
過ぎてしまえばそれは記憶となり、
引き出しの中に収納される。

つまり記憶の引き出しは
自分でも知らないほどの数があって、
鍵がかかって開かなくなっているものや、
いつも開いてくれるものもある。

一人静かになって、
そんな記憶の引き出しが好きなように
開くがままにまかせるのも面白い。

恋人が現れるのも自然で、
現在進行形の恋は、恋人のための引き出しがたくさんあるけれど、
昔の恋はそれが昔になるに連れて、
たくさんあったはずの引き出しは、
ひとつの引き出しにまとめられて行く。

そして、今、あなたが瞑想して、
いろんな人の引き出しがたくさんあって、
どれを開いても楽しいならば、

あなたの一人の時間も、
思いを巡らせる時間も、

とっても幸せなのです。

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