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振り回されているのはわたしだけ、月は見ている
いろんな悩みを引きずってしまい、もう一日が終わる。優しさってなんだろうって考えていた。いや、もっと具体的なことがあったのだけど、なんというか、相手を気遣う言葉を言えなくなった人って自分のことしか頭になくって、傷つけるとか傷つけないとか、そんなものは考えついてもいなくて、結果、言い放った後に相手の表情を見て気付く。どうしてそういうことになるの、と言いたくなる。言い争うのは疲れる。人に優しくあれない理由はその人個人の問題だから、自分の問題ではないとわかっていても、一度刺さったナイフはなかなか抜き取れないもの。そして残った傷はわたしのもの。わたしも誰かを傷つけることがあるだろう。その時、話し合えて、謝れればいいと思うけど、できればそうなる前から言葉は選んでおきたい。そうならないようにできる、人でありたい。ただ、傷つく度合いは自分の修行次第で加減できても、傷つけてくる人を選ぶことはできないんだなって、改めて思った。
ぐらぐらしちゃって薬は飲んだ。薬頼りになってしまうのだけど、どうにか落ち着けるならそれでいいと思っている。実際助けてもらっている。どうしてもどうしようもない時に頼れるものや人がいるのであれば、それで生きていけるのならば、それでいいと思うのよ。わたしは。ゆっくりと呼吸する時間を大事にして。
そういえばもう九月終わっちゃうんだね。今月あんまり読んでない。本を買ってもない。そんな自分がいたことに驚きを隠せない。九月。穏やかといえば穏やかか。その分十月が荒れると予想。荒れるのはわたしの心で、嘆くのは財布。そういうやつ。みんながたくさん本を買ってるのを見てはいいな…いいなああああと唸っている。じたばたしている。まあ、積読はしっかりあるんだけど。
九月になったらやたらとRADWIMPSの『セプテンバーさん』が頭を過ぎっていたけれど、いざ歌おうとしたらはじめっからキーが合わない。
『あの気持ちが好きなの〜』からやっとまともに歌える。そして一番歌ったら飛んで『おーーーー…セプテンバー』のところを気が済むまで歌って終わっている。雰囲気だけ楽しんでいる。もっといい曲なんだけど。
秋を連想する曲って何かありますか。わたしはセプテンバーさんと山口百恵の秋桜しか思い出せないんだけどどうかな。あいみょんのマリーゴールドって夏だよね。イメージ的には秋っぽい色してるんだけどね。
しかし初旬のあの遅さはなんだったのだろうね。中旬から一瞬だったね。走って飛んで来たのかもしれない。
タイムリープ的なものを思いつく時、ロバート・F・ヤングの『たんぽぽ娘』を思い出す。彼女との出会いは素敵だったな。
「おとといは兎を見たわ、きのうは鹿、今日はあなた」
ヤングといえばわたしは『たんぽぽ娘』なのだけど、SF(幻想ファンタジーでもあると個人的には思ってる)とロマンスがうまい具合に絡まっていて、たんぽぽ色の頭をした少女ジュリーが何度もこの言葉を主人公の彼に言っていた意味がわかったときに、なんとも切ないが愛を感じることができる。短編なので他の作品も良くって、わたしにとって始めてのSF短編小説がこの本で良かったと思う。積読には『ジョナサンと宇宙クジラ』がある。早く読みたい。
明日は病院の日。曇りらしい。肌寒いだろうか。今夜は少し湿度が高い。
来月、まあ買えたらいいなって本がある。ほぼ海外文学。だから全てを買う自信はない。余裕もない。でも絶対欲しいのもある。リストアップしておこうと思うけど、ネタバレというか人によっては興味ないと思うので知りたい人だけスクロールしてね。おやすみなさい。
・赤い魚の夫婦 グアダルーペ・ネッテル
・小公女(角川文庫の表紙めっちゃ可愛いんよ) バーネット
・カンバセーションズ・ウィズ・フレンズ サリールーニー
・サワー・ハート ジェニー・ザン
・選んだ孤独はいい孤独 山内マリコ
・西加奈子さんの新作長編
・カラマーゾフの兄弟2〜
・失われた時を求めて2〜
・だれも死なない日 ジョゼ・サラマーゴ
・骨を引き上げろ ジェスミン・ウォード
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