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人生一度きりをまっとうしたHI-TEC-C



 昨日、人生で2度も3度も経験したくないほどの酷い腹痛を経験した。

 痛いってかもうきつい。息するだけで痛い。特に吸ったら痛い。動けない。赤子のポーズになったまま布団にくるまっていた。背中がずっと冷たい。寒い。なんなら吐きそう。ありとあらゆる痛みと寒気と戦って4時間以上。痛みがおさまった流れでそのまま眠っていた。朝目覚めてもまだぎゅる、と鳴っていた。え、まだ痛いやん。今の今まで寝てたじゃん。寝ている間も痛かったのか、寝ている間は痛みも寝ていたのか。もう。なんなんだ。そんな朝だった。

 今はすっかりよくなったが、今日一日は食べ物を摂取するのをなるべく控えて過ごした。

 多分これが原因だろうな、というものは思いついていて、飲み物なのだけど、どうも人工甘味料の一部が私の体質的に合っていないのだろうということ。(だって甘味料入ってるものなんていくらでもあるしねえ)飲みすぎたわけでもないが、もしかしたら他のものとの食べ合わせとかもあったのかもしれないけれど、もう二度と飲まない、と思っている。辛かった〜〜〜〜。聞けば結構ダイエットにも効くとか効かないとかいうもので、食物繊維もたくさん入っているとのこと。気をつけよう。お茶・白湯最高です今は。


 そんな今日は朝いちで病院へ行き、片道1時間かけて5分で済む用事を終わらせて帰宅。ジャンプを読んで表紙がサカモトデイズだったこととワンピースが今週はあることに喜び、とってもかっこよくってブラボーだった。しかしヒロアカのあのアメリカンな彼女、キャプテンマーベルだなあと勝手に思っている。強い女性ヒーロー素敵。憧れている。


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 そうして昨日に引き続き山内マリコの『選んだ孤独はいい孤独』を読んだ。というのも、この物語集の中にマジで私じゃんか、というものがあって、それが『あるカップルの別れの理由』ってものなんだけど、いつかの別れた元恋人とのあれこれがよく似ていて共感の嵐だった。いやこれって男性目線の物語なんだけどね。元恋人も似たようなこと思っていたのかなあ、なんて今更思う。

 それと、『彼女の裏アカ物語』というものが痛快だ。

 おそらく素敵な女子に見られたくてやっていることだろうけれど、僕からすればそれは素敵というより、貪欲な女だな、という印象しか残さない。うまいものを食って、きれいなものを着て、ガツガツ生きてる。リツイートひとつとっても、意識の高さと豊かな人間性を感じさせる入念なセレクトだ。彼女は欲深さを前のめりに謳歌し、そんな自分を肯定する。(フェミニストで固められたフォロワーを追い風にして)
……彼女はところ構わずキメ顔で自撮りする。その様子をたまたま目撃した人が、ぎょっとしたり、笑って見たりしている。僕は他人のふりをしたくなる。彼女の羞恥心のポイントのズレは、明らかに広がってきている。彼女の自意識はもはや異次元。ツールの性質上彼女はツイッターにもっとも本音トークを晒している。と思わせながら、そのツイートは虚飾にまみれているということが、僕にはわかる。読むたびに極上のぞわ〜っとした感じを味わわせてくれて、癖になる。…                                        (彼女の裏アカ物語より引用)


 うわ、なんかわかるわ〜っていうのと、そういうふうに思う人もいるのか〜っていうのと、そのどれにも当てはまらないものも含めて、こっちも恥ずかしくなってきて、SNSの使い方合ってるかな?と自分のを見返すと、ああそういえば私も少し前までは承認欲求高かったよなあと思う。恥ずかしいな〜って。あと、できるだけ誰かと繋がっていたかったしなあと。今はもう、完全垂れ流しの、なんていうか、そのまんまって感じだし、ある程度は距離を置いているつもり。こうしてnoteを書くのが一番心に近いことをやっているような気もする。

 伝えたいこと、残したいことと、どうだっていいことの区別ができるようになったと思う。そんなことも気付かされる作品。


 今日は早くも眠たい。薬はまだ飲んでいないのに。早々に布団に入り、布団で読書しよう。


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 あとこのキャラクター、どういう存在かわからなかったのだけど、優しいフォロワーさんがわざわざリンクつけて教えてくれた。勝手にかりんとうズって呼んでいたんだけど(なんの捻りもねえ)本当は『ビューティフルシャドー』というらしい。これが名前なのかブランド名なのかわからないけれど、すっごく素敵な名前だった。あと仲間もたくさんいた。そのうちの二人、このかりんとうズが私の胸元にいて、裏起毛のトレーナーに棲みついている。可愛い。





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