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Afterコスタリカ、Beforeスペイン

いやー、残念すぎました。

W杯第二戦のコスタリカ戦は、0-1での敗戦となりました。

ほんと、残念すぎましたよね。
だって、前半の試合運びの攻撃を見てる限り、絶対勝てると思いましたもんね。

もう、ただだだ落ち込みました。
ドイツも日本に負けたとき、こんな気持ちだったでしょうね。

こんなこと言っても仕方ないですが、僕が監督だったら、三苫を試合開始から左サイドで出して、調子の悪い鎌田をハーフタイムで下げてたでしょうね。

でも、僕は監督ではないので、家でソファに座って白湯でも飲みながら、ただテレビを観てるしかないですよね。
監督じゃないから、コスタリカ戦の試合中、思わずアイスも食べちゃいましたよね。

まあ、なんだかんだ言って、今回はコスタリカの作戦勝ちだった思います。
一つのチャンスをモノにして勝ち切ったコスタリカ、あっぱれです。

ところで、実は最近、自分も久々にサッカーの大会に出たんですけど、相手はそこまで強くなかったのに、自分たちがミスしまくって攻めあぐねて僅差で負けるという経験をしました。

だから、コスタリカ戦の日本代表を見てて、思いましたね。

これ、僕じゃんと。

いや、日本最高峰のスター選手達を捕まえて、「まるで自分を見ているよう」なんて声高に言うつもりはないのですが、言いたいことは、勝ちたいのに、点を取りたいのに、うまくいかなくて自滅していく感覚は、(W杯と草サッカーとではレベルが全然違うけど)理解はできるということなんです。

で、これって、誰が悔しいって、選手たちが一番悔しいはずなんですよね。

自分達はもっとできるはずだと信じてるのに、自分達の力を発揮できないまま、相手にやられるんですから。

昔サッカーをやっていた頃によくありましたけど、試合に負けたあとに、観に来ていた親から「あそこの場面、なんでシュート打たなかったの」とか言われたら、これ、めちゃ腹立ちますからね。

自分が一番わかってるよ、そんなこと、ってなりますからね。
なんなら、そんなこと言うならもう観にきてくれなくていいよって塞ぎ込んでしまって、何もいいことないですから。

今回、日本代表全体に対して、監督に対して、そして選手に対して、批評や叱咤激励の粋に収まらず、SNS等で誹謗中傷コメントを送りつける人が続出しているようですが、それは本当にやめてもらいたいなと思います。

発破をかけたいのだとしたらそれは逆効果ですし、自分のストレスをそうやって発散してるんだとしたら精神的に幼いと思いますし、そもそも全力で戦ってる人たちを前に失礼だと思います。

解説のケイスケホンダも試合後に言ってましたが、この状況は、僕らが勝手に期待して、勝手に失望してるだけですから。

勝手に失望しておいて、選手に対して直接「お前のせいで負けた」とか「サッカーやめちまえ」とか、そんな攻撃的なメッセージを送りつけるのは、ナシにしましょう。

一旦リセットして、スペイン戦、純粋にみんなで応援しましょうよ。
うまくいったときは、みんなで喜び合いましょうよ。
うまくいかなかったときは、みんなで落ち込んで、でも選手達のことは労ってあげましょうよ。
もちろん、選手だけでなく、監督やスタッフ、日本代表を支えてきた全ての人達に、拍手を送りましょうよ。


そんなわけで、日本時間、明朝4時。

スペインに、勝ちましょう。

Vamos! 


おわり

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