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古代パン〜遥かなる時を超えて〜

先日、Twitterにて非常に興味深いツイートを目にした。

とあるパン屋さんが美術展のイベントにちなんで古代パンを焼いてみたと言う。

古代パンとは?普通のパンとは何が違うのか?

その瞬間から私の頭は古代パンの事でいっぱいになってしまった。

古代パンとは8000年から6000年前の古代メソポタミア時代に小麦と水で焼いただけの無発酵パンで、古代エジプト時代に偶然酵母と混ざることで今の発酵パンが誕生したのだとか。

古代パンにはスペルト小麦と呼ばれる地球上で最も古い栽培穀物が使われている。
しかし、70年前に絶滅していた期間がありドイツで25年程前に復活。収穫率を上げる為に現在の小麦粉と交配して遺伝子純度を98%まで高めたものが今日のスペルト小麦粉と言う訳だ。
化学肥料や除草剤もほとんど必要なく、病気や害虫、天候の変化にとても強い品種らしい。

現存の小麦粉と比べ、ビタミンB1、B2、B6、E、K、マグネシウムが多く含まれている。
小麦アレルギーの反応も出にくいとされ栄養価も高い。

味は独特なナッツのような風味でとても香ばしいと。

これは試してみる価値はある!

早速私はAmazonでスペルト小麦粉を購入した。

さすがAmazon様。到着が早い。

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ネットで検索すると意外にも古代パンのレシピが沢山あったので、その中から私でも作れそうなレシピを探す。

材料はスペルト小麦粉、イースト、水、塩。

当たり前だが無駄なものは一切入っていない。

そして捏ねないのだ。混ぜるだけ!

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15分に一回、生地を折り込む作業を4回ほどする。

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これが

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こうなる。

その後、成形をして室温で30分ほど放置。

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粉をまぶして

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切り込みを入れてオーブンで250度、20分ほど焼く。

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はい完成!

ハサミでチョキチョキ入れた切り込みがなかなかいい感じになり大満足。

セミハードな仕上がりである。

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断面はふわふわ。

ネットに書いてあった通り、ナッツの様な味がしてとても香ばしく美味しい!

塩だけのシンプルな味付けなので食事パンとして良さそう。

と言う事で、今日のランチはサンドイッチにした。

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緑がなくて映えない。

クレイジーソルトをまぶし皮をカリカリに焼いたチキンとスライスチーズのサンドイッチにチリパウダーをアクセント。

今日も美味しくいただきました。ご馳走様。

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