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#まもうさちび
セラムン二次創作小説『ピンクムーンに思いを馳せて(まもうさちび)』
いつものように衛のマンションへと遊びに来ていたうさぎは、部屋の中から満月が見えるのに気づき、ベランダへと移動した。
「うわぁ~綺麗な満月だよ、まもちゃん♪」
「本当だな。4月の満月の事を“ピンクムーン”って呼ぶらしいぞ」
うさぎに呼ばれた衛もベランダへと移動し、うさぎの横で月を見上げ、月についての雑学を披露する。
「流石まもちゃん詳しいね!」
「ああ、まぁな」
「でもどうしてピンクムー
セラムン二次創作小説『幸せ家族計画』
うさぎウハウハ編
「ママはぼくがまもる!」
物心ついた時から口癖のように長男太陽の大人びた口調を微笑ましく思っていたうさぎ。
「うふふ。それは頼もしいなぁ~ありがとう、よろしくね太陽くん」
うさぎは衛に瓜二つの小さな男の子は、まもちゃんが小さい時はこんなんだったんだろうなと思いながら愛しく見ていた。
「ママを守るのは俺の役目だ。取るなよ太陽」
まだ7歳の子供にライバル心剥き出しの衛。
セラムン二次創作小説『ぴんきーぱにっく(まもうさちび)』
“セーラームーンは無敵だよ”
物心着いた時から父であるキング・エンディミオンから繰り返しクイーンが昔戦士だった頃の話を御伽噺の様に自慢話として聞かされていたスモールレディは、いつしか過去の両親に焦がれてよく夢に見るようになっていた。
この日もいつもの様に“伝説の戦士セーラームーン”に助けられる夢を見て目が覚めたスモールレディは眠気眼に全く見覚えのない部屋のベッドで寝ていた事に気付き動揺する。
セラムン二次創作小説『あたしが知らない世界』
学校から家に帰ると既にうさぎと進悟兄ちゃんが帰っていた。そこに何故かまもちゃんもいて、なのにうさぎも進悟兄ちゃんも嬉しそうじゃない。まもちゃんも心做しかテンションが低い気がする。
「うっわ、空気おっも!」
私のただいまの挨拶に誰からも返事がない。
まもちゃんは良いとしても、普段口数が多いうさぎと進悟兄ちゃんが挨拶を返さない。そればかりか口を閉ざして一言も発していない。
何より私を見るどころ
セラムン二次創作小説『月に願いを(まもうさちび)』
「部分月食楽しみ~」
そう話すのは衛の家へやって来たうさぎとちびうさだ。ベランダへ出てスタンバイしている。
家主の衛はそんな2人を微笑ましくも複雑な表情で見つめていた。
「皆既日食以来の天体ショーだもんね」
「そう、でもあの時は色々あって楽しめ無かったし……。実質、初めての天体ショーなんだよね」
そう話すちびうさはどこか寂しそうで、少し大人に見えた。
「ちびうさは天体ショー、初めてなの