見出し画像

50代から考える「海外での仕事」

今日は、先日見たニュースから、
50代から「海外で仕事をすること」について考えてみたいと思います。


タイで活躍するシニア


TVでこちらのニュースを見ました。

実は今、タイで暮らす日本人が増加しています。その数は実に8万2000人で、「老後はタイで過ごしたい」というシニア世代もいます。
日本で長年培ってきた技術力とスキルを生かし、タイでセカンドライフを満喫する日本のシニアたち。その夢を追った生活を追跡しました。

「タイに住むシニア」の話題は、
私がまだ若い頃(30年くらい前)にもTVで見たことがあります。

私の記憶では、このような内容でした。

タイにある「高級老人ホーム」で暮らすシニアの人たち。
「年金のみ」でも、タイなら十分に豊かな生活ができる。

このときの「タイ移住」のポイントは、「物価格差」でした。
また、当時のシニアは年金が潤沢だった世代です。

「潤沢な年金を日本からもらい、物価の安いタイで暮らす。」

映像のなかでは、「日本人向け」に作られた高級老人ホームで、
優雅に暮らすシニアの姿が映し出されていました。


「働く」がテーマ


それが、今回は違っていました。
「働く」がテーマなのです。

全て会社持ち…負担ゼロの生活

14年前タイに移住 白木春光さん(74):「しがない化学者です」  
白木さんが向かったのは、タイ国内でトップクラスの大手・潤滑油製造会社「ZERECLOR」
日本の企業で化学者として自動車用などの潤滑油の製品開発に携わってきた白木さん。
タイに来たのは14年前、定年を迎えた白木さん潤滑油製造会社がスカウトしました。「タイに移住して、白木さんのスキルを従業員に教えてほしい」と、社長から頼まれたといいます。
家賃およそ10万円ですが、白木さんの負担は0円。携帯電話などの通信料、自家用車のガソリン代まですべて会社持ち。白木さんの収入は月収およそ60万円と年金。

タイで人気 寿司職人のパフォーマンス

バンコク市内にある寿司店には「今、タイで最も有名な日本人」ともいわれる人物がいます。
寿司職人の中谷一喜さん(54)はコミカルな演技と奇抜なコスチュームで料理を作る動画がタイで話題になりました。SNSのフォロワーは、なんと78万人です。
長年、日本の料亭や割烹で修業を続け、腕を磨いてきた中谷さん。しかし、限界を感じた11年前、知人に誘われバンコクにある和食店へ。

タイでの生活を満喫する日本人 

バンコクから車で2時間。年商4000万円を稼ぐ日本人男性、大西俊彦さん(66)。
日本の塗装会社で主に「フッ素加工」の研究開発に携わってきた大西さん。
30歳の頃に結婚し、長男が誕生しました。長男が16歳の時妻が死去、男手一つで長男を育てた大西さんに、転機が訪れたのは13年前。仕事でたまたまタイを訪れた時でした。
大西さん:『フッ素加工をきちんとやれる会社がタイにはない』と。
長男はすでに成人し独立していたため、会社を辞め、タイへ
大西さんは11年前の55歳の時、16歳年下のタイ人女性と再婚し、次男も誕生していました。


日本の当たり前が海外では高評価


日本での仕事に限界を感じている人は、多いですよね。
しかし一歩外へ出てみたら、全く違う世界が開けるのかもしれません。
海外で「その技術」どんな評価をされるのか、考えてみると面白いのかも。
こんな転職サービスがあるんですね。

前述の寿司職人のように「日本」をキーワードにする。
また、美容院やマッサージなど
日本人の「きめ細かさ」や「器用さ」が優位な職種もありそうです。
自分のスキルがもっと生かせる場所は、あるのかも知れません。


充実できる「場所を探す」


TVで見たシニアは、のんびりしたいわけでも、贅沢をしたいわけでもありません。
自分を必要とされる場所で、期待に答えたい
自分を「発揮できる」ことが、「充実感」につながる。
「そのための場所」を探すことを、考えてもいいのかもしれませんね。

移住したタイで「セカンドライフ」を満喫する日本人たち。大西さんは日本のシニアに向けて語りました。
「一歩踏み出せるかどうかですね。失敗を恐れずにやって欲しいなと思いますね」

=======================
「50代からの未来をつくる」サービスを展開中
よろしければぽちっとご覧くださいませ。

=======================

※よろしければ他記事もどうぞ


この記事が参加している募集

最近の学び

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?