50代からのリスタートどころじゃない:伊能忠敬の話
歴女ではないですが、と言うか歴史を知らなすぎ(-_-;)
「今まで面白い歴史の授業を聞いたことがないから」
と、学校の先生のせいにしています。
しかし、今日は偉人のお話です。
超有名人ではありますが、
「50代からのリスタート」という観点で
伊能忠敬について、触れてみたいと思います。
「重要伝統的建造物群保存地区」佐原
千葉県香取市佐原という場所を、ご存じですか?
私は、少し前に旅行に行きました。
場所はこちら
以前、TVCMの舞台になっていました。
波瑠さんが出演する大同生命のCMです。
見覚えありませんか?
柳の垂れる小野川沿いに、古い街並みが広がります。
まるで時代劇の世界です。
観光案内、こちらが分かりやすいかも。
うなぎが有名のようで、うなぎ屋さんがたくさんあります。
こちらで頂きました。
1時間くらい並んだかも。。
でも、並んだ甲斐ありました。
うなぎがはみ出てるー-!
おいしかったー---!
本題に戻ります(-_-;)
佐原へ行った際に、「伊能忠敬記念館」に立ち寄りました。
伊能忠敬記念館
佐原には、10代で婿養子になってから
49歳で隠居し江戸へ出るまでの約30年間
住んでいたようです。
伊能忠敬と言えば、実測による日本地図を完成させた人。
私が何より驚いたのはこの部分です。
江戸時代の平均寿命は、32~44歳と言われています。
※幅があるのはデータがきちんとないため。
以降の明治・大正時代は比較的データとして残っており、
平均寿命は44歳前後と言われているようです。
時代をさかのぼるため、より短いと推測されています。
平均寿命が40歳くらいの時代に、
55歳から「歩いて」全国測量をスタートしたのです!!
伊能忠敬の「50代からのリスタート」
・49歳までは、超優秀な経営者
・49歳で隠居、江戸へ引っ越し
通常であれば、隠居して「のんびり」ですよね?
天文学を学ぶために、都会に引っ越します。
・50歳で弟子入り
何度も言いますが、平均寿命が40歳くらいの時代です。
100歳のご老人が「弟子入りさせてください」と来た!
という感じですよね(笑)。
ちなみに師匠の高橋至時は 1764年生まれですから、この時31歳です。
31歳の師匠に50歳の人が弟子入りです。
・55歳から測量の旅へ
・全国測量は71歳まで続けられ、地図の完成を待たず73歳で死去
どれだけの熱量で地図作りをしていたか、
目に見えるようですね!
17年間で歩いた道のりは地球一周分
17年間で忠敬の歩いた道のりは、およそ4万km。
くしくも、地球一周と同じ距離だったそうです。
フルマラソン950回分です。
一年で2353キロ、一か月196キロ、一日6.5キロ。
こうすると無理じゃない気がする(笑)
いやいや、山あり谷あり、測量をしながら。
ウォーキングシューズなんてない時代
コンビニもありません。
さぞかし苦難の道だったでしょうね。
「地球を知りたい」というあくなき探求心。
いやー、ほんと感動~(涙)
また、当時の平均寿命の約2倍も生きた!
今でいう150歳くらいでしょうか(笑)?
人には限界なんてないのかもしれませんね。
50歳からの再スタートなんて甘ちょろいですね!
今で言うなら、70歳でも80歳からでも、
歴史に残る偉業を達成できるということですよね。
肖像画を部屋の壁に貼りたいと思います!
「歳だから」
とか
「疲れた」
と思ったら、見ます(笑)!
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