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進化とは「選択肢が増える」=「お金が掛かる」ということ

「家と暮らし」相談アドバイザーのときに、
フィナンシャルプランナーの方が「FP相談」をやっていました。
そのとき、引退生活に入ると「生活費は安くなる」と試算していました。

会社に行かなければスーツは必要ないし、お昼も家で食べればよい。
付き合いが減るので、飲み代も浮く、と。

スーツやお昼や飲み代はそうかも。
でも、老後生活ではむしろ出費が増えるのでは?
そんな話を書いてみたいと思います。


「自由をお金で買う」の意味


「自由をお金で買う」という言葉に、どんなイメージを持ちますか?
「豪遊する」イメージ?

最近、この言葉の重みを感じるのです(笑)

きっかけの一つは、「歯」の治療。
こちらで書きました。

精度の高い治療には、特別な精密機器等が必要。
また、つめものやかぶせものは隙間のない精度の高いものになる。
すると、一部「保険適用外」になるという話でした。

将来「入れ歯」は避けたい。
インプラントと比べれば、今回の治療代は安い。
また、自分の歯は何ものにも代えられません。
今のうちですよ、と。
「保険適用外」のお金で、「将来の自由」を買っているのです。


長い人生が前提になると「予防」の連続


今回のことを含め、人生後半は「予防」の連続です。

何かの「症状」で病院に行くと検査をし、
「一年後に検査しましょうね」
と言われることがありますよね。

私の場合は、、

子宮筋腫
乳がん検診
子宮がん検診
大腸がん検診
骨粗しょう症

あと、高血圧の薬は定期的にもらっています。
血圧はいわゆる「境界ライン」で、
説によっては飲まなくてもよいレベルです。

しかし、病院の先生曰く
「遺伝的に高血圧な人(私)は、運動や食事などではなかなか下がらない。
血管へのダメージを考えると、血圧は下げておくに越したことはない。
血圧を下げるお茶だのサプリだの言うより、
薬は効果が証明されているし、安い。」
と。

また、こうも言っていました。
「こういった予防があって、平均寿命が伸びてるんだから!」


「そんなに長生きしたくないよ」のリアリティの無さ


「そんなに長生きしたくないよ」と思いましたか?

では、病気になっても病院に行かず
倒れても救急車を呼びませんか?

今どき、人はそう簡単には死ねません
救急車が来たら、治療が始まります。
完治する病気なら良いのですが、
長い治療や不自由な生活が、続くかもしれませんよ。


歳を取ればとるほど掛かるお金


病気予防の話だけじゃありませんよね。

肌などの美容対策
運動などの体力維持
マッサージなどのコリほぐし
ヘアカラーやトリートメントなどの「つや髪」維持(笑)

これ、生活費下がるどころか、上がるって!


「新たな技術が出る」とは、「お金が掛かる」ということ


少し前に、ちょっとしたきっかけがあり、
女性のAGA治療(薄毛治療)の話を聞きに行ったことがあります。

今は、投薬治療がかなり「確立」されているようです。

待合のロビーに座っているのは、私と同年代の女性ばかりでした。
驚いたのは、見た感じで「そりゃそうよね」と思える人は、
一人もいなかったことです。
あ、治療したからそうなったのかも、ですけどね。。

最近「認知症」の治療薬が承認されたニュースがありましたよね。

製薬会社の方が会見で
「自己負担額は“年約94万円”」という試算について、
介護の負担などと比較して、考えてもらえれば。」
と言っていました。

私たちがこれから生きるであろう30年の間にも、
どんどん新たな技術は開発されるでしょうね。

何かを解決する技術がなければ、選びようもありません。

時代が進化し、新たな技術が出来るということは、
「選択肢が増える」ということ。

「選択する」にはお金が掛かります
私たちは、何かのたびに悩むことになりますね。

「自分の歯で食べる」という自由、、

歳を取るにしたがって、今までは普通にできた自由も、
お金で買わないといけなくなりますね。

自分の自由は自分で確保する!
そのためにも、働かなくちゃ(-_-;)

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