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人や暮らしのこと

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「個の時代」だからこそ焦点を当てたい、一人一人の人生・暮らしについて書いています。
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#終活

血縁でも社縁でも地縁でもない、あたらしい「縁」

私のテーマ「50代からのリセット&リスタート」 に行きつくまでには、いくつかのきっかけになる本がありました。 そのうちの1冊について書いてみたいと思います。 衝撃的なタイトルですよね。 以前のこちらともつながる話です。 ※他の本については、以前こちらで書きました。 無縁社会 こちら読んでみると、 知らない間に日本が「貧乏な国」になってしまっていたのと同様、 既に私たちの「日常」になりつつある話です。 (この本は2010年出版ですから、事態はさらに進んでいると思われま

布団何組あるの?:私の実家の片付け

4か月ぶりに、実家に帰省をしています。 私の母は86歳で、青森で一人暮らしをしています。 恥を忍んで(-_-;) またまた実家の片付けの顛末について、書いてみたいと思います。 この布団、いつから洗ってない? 寝起きし、ご飯を食べ、トイレに行く。 母は今のところ、こういった「自分のこと」は出来ます。 しかし、それ以外のことはかなり難しくなってきています。 実家は、新幹線の新青森駅から、 在来線を乗り継いで2時間かかる田舎です。 比較的乗り継ぎよく行ける時間を選んでも、

古い世代と若い世代の狭間の、私たち50代がすべきこと

「未来をつくるのは若者」 期待は、大いにしたいところです。 しかし、50代が「若者が活躍しやすい社会にする」 というのも一つの責任かなと思います。 前回の、50代が「前頭葉」を使う社会へ変えよう、 ということが一つ。 もう一つ。 「過去」の価値観と「今」の価値観の狭間にいる私たちだから、 出来ることについて書いてみたいと思います。 「古い」世代の価値観 私の兄はずっと賃貸住まいで、4年ごとに引っ越しをしています。 先日また引越しをするという話があり、母がぼやきました。

どんどん少子化が進む時代に:田舎の墓問題

皆さんの先祖のお墓は、どこにありますか? 今日は田舎の「墓問題」について考えてみたいと思います。 身近な話 ある日、娘が家に帰ってきて言いました。 「今日カフェに居たら、隣に座ってたおばさん二人が、 お墓を移す話をしていて。 いろいろ大変だって。 100万だか、すごい高いって。深刻そうだった。」と。 娘が気になったのも、私の親の墓問題があるからでしょう。 私もほんの少し前に、全く同じようなことに遭遇しました。 ランチを食べていたら、隣にアラカンと思われる3人組の女性

誰に、どんな言葉を残したいですか?

「終活」していますか? 今日は、人生の終わりに最も大切なことは何か 考えてみたいと思います。 最高の人生でした 今朝テレビで、こちらの話題を取り上げていました。 がんで余命2年の宣告を受け、 亡くなる1年前に、動画を自身で収録しました。 葬儀は家族の悲しみを癒すもの 以前テレビで取り上げられていたこちらも とても印象に残っています。 僧侶の高橋卓志さんについて 2018年放送されたNHKの「プロフェッショナル」 高橋卓志さんについては、以前こちらでも触れました。