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志賀直哉『豊年蟲』(2021/5/27)

エナジードリンクを辞められない。大丈夫、リポDと併用なんてしてないよ。モンスターエナジーのオレンジ色のやつとピンク色のやつのノンカフェインあったら絶対飽きるまで毎日飲むもんね。地味に高いからまだ回数抑えられるの……なんだ、現代版ヒ〇ポンか……?(安くなったら困る、さらに手が出る)

さて今日紹介する本は志賀直哉『豊年蟲』です。

地味……と思ったら題簽は小林古径。
昭和21年初版。帯の後ろに紹介されている本もあるよ。

「城の崎にて」が収録されていますね。表題になっている「豊年蟲」も。
「城の崎にて」の一発目の文章で一回頭がバグりますよね。大事故を一文で終わらすな。
文章は最初が大事だと私は思っていますが、衝撃強すぎて後が入って来ないな……

「豊年蟲」はなんと驚き我が推しの代表作「真珠夫人」の話が出てきます。乗合自動車で乗客の話をぼんやり聞いていたら急にナホヤが出てきて聞き耳立てちゃう。乗客の娘が「真珠夫人」の活動写真の話をしているんですね。
  「菊池寛は私の知人だよ」
       ↑言ってみたくなる誘惑
  「ナホヤといふのは私の事だ」
       ↑いいのか、それでいいのか!?

最近「真珠夫人」と文献を永遠に読んでるんですけど、いくら好きでも授業になるとやる気がなくなりますね。あらすじまとめたらもう完成した気になっちゃった。はやく発表準備しなさい。

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