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アイデアに価値はないのか?【日々これ #48】

あんざきです。

最近、人生で初めて、「ピンポーン」って押す早押しクイズの回答者を体験しました。

練習で一度「ピンポーン」を押して以降、「ピンポーン」を押すことがなかったので、今度は、人生で初めて「ピンポーン」を押して回答する体験をしたいと思います。

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学生時代、今思い出してもなかなか厳しいゼミに参画していました。
卒論のテーマは自由で、経済学部だったんですが、経済に全く関係ない教育の分野で卒論を書きました。

自由と聞くと、ゆるーい感じに聞こえますが、完成形は「研究論文として認められるものであること」という決まりだったので、むやみやたらなコピペや論理の矛盾は一切許されませんでした。

そんなゼミではよく、「アイデアに価値はない」ということを言われていました。

「世の中にアイデアを思いつく人はゴマンといるけど、実際に行動する人は少ない。それに、変化の激しい時代に、当たり前が日々変わる時代に、そのアイデアが正解かどうかなんてわからない。だから、思いついたら、やってみて、やりながら考えろ」

こんな話だったと思います。

なるほど、本当にそうだな!と思って、卒論のリサーチでも、ゼミでの企画でも、アイデアが出たら、すぐ行動することを意識していました。

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ゼミは、大学3年次に加入するのですが、毎年、新しいゼミ生に向けて、ゼミ紹介をする機会があります。

このゼミ紹介、僕たちのゼミでは、ゼミ生が構成を考え、プレゼンを作ります。

そこでも、アイデアを出し、良さそうだなと思ったものは企画に盛り込んでいきました。

定期的に、先生に進捗状況をお伝えするのですが、先生がぽろっと言ったアイデアを企画に盛り込んでいないことがありました。

その時、先生から怒りの一言。

「俺のアイデアと君たちのアイデア、どっちが優れていると思ってるんだ?」

当時の僕たちは大混乱でした。

「えっ、アイデアに優劣あるの?価値はないんじゃないの?正解はないんじゃないの?やってみることに価値があるんじゃないの?」

この時は、渋々、企画に先生の意見を盛り込みました。

確かに、良いものができましたし、ゼミ紹介の効果もあって、例年より多くゼミ生を集めることができました。

この時は、先生はただ怒りに任せて怒っていたのだと思っていました。

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さて、アイデアに価値はあるんでしょうか。ないんでしょうか。

今なら納得のいく解釈ができた気がするので、それをお話して終わろうと思います。

まず、アイデアに価値はあると思います。

ただし、アイデアだけでは価値がないんだとも思います。

先日、こんな記事を書きました。

ここでは、アイデアは待っていても降ってこなくて、アンテナを張り、さらにアイデアが転がっていそうな環境に身をおかないといけない、という話をしました。

先程の思い出話の中で、こと「ゼミ紹介」というものに焦点を当てると、、、

先生はもう何年もゼミ紹介を見てきていて、もっと言えば、先生が設計したゼミを紹介するわけなので、アンテナの張り方も環境も、圧倒的に先生の方が有利だったわけです。

だから、どうすればうまくいくか、という正解は置いておいて、「何をしてしまうと失敗するのか」は頭に入っていたでしょうし、それを避けたアイデアを出すこともできるんですね。

こういう視点で考えると、アイデアに価値はあったんです。

当時、反抗的な態度をしてしまったことを反省するばかりです。

誰が出したアイデアなのか?ということではなく、どんな環境で、どんな興味関心を抱いている人のアイデアなのか?という、もうちょっと踏み込んだ視点で、アイデアの価値を判断すると、成功確率はグッと上がるな!というお話でした!

ではまた。

(この話が誰かの何かにつながりますように・・・)  

【日々の1シーン】

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Meshiya (36 Nguyen Phuong Sac, Cau Giay)

1人前、70000 VND(320円くらい)で、味も及第点以上!

【参考】

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あんざき
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