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もし、成功の法則なんてものがあるなら、たまったもんじゃない【日々これ #64】

あんざきです。

お菓子はあまり食べないのですが、昔からルマンドとエリーゼだけは、目の前にあると我慢できなくなります。

ブルボン万歳。

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「成功の法則なんてあってたまるか」という話を少しだけ。

成功者が実践する◯つの習慣、みたいな本や記事を一度は目にしたことがあると思います。
で、こういうものを読んだあとは、「そうか、その習慣をやれば成功者になれるのか」というイメージが出来上がることも少なくないと思います。

成功者の法則は世に溢れているのですが、一方で、「成功者」といえそうな人はどのくらいいるでしょうか。

思い浮かべてみると、、、
たぶん、成功者とそれ以外の人と分けると、イメージ的には前者の方が少ないはずです。

その理由は明らかで、やはり世の中、勝者と敗者では、圧倒的に敗者の方が多いからだと思います。

ここでいう勝者、敗者は、ある一時点を切り取った表現です。

例えば、中学生の受験では失敗して敗者になったけど、その後入った高校で勉強頑張って、難関大の受験には受かって勝者になった、みたいな感じで、ある時点で勝者と敗者が存在し、その総数でいうと敗者の方が多くなるよね、という話です。

「応募者全員サービス」」みたいに、出場さえすれば勝者になれる勝負ばかりなら良いですが、あらゆるものには定員があり、その定員からもれてしまうことは日常茶飯事なわけです。

つまり、初めから全員が勝者になるなんてことはやっぱりなくて、いくら勝つための法則(と言われるもの)を実践しても、負ける時は負けるんですね。

『ワールドトリガー』(葦原大介/集英社)という漫画で、いわゆる強者の位置にいる太刀川さんという人が、「気持ちの強い方が勝つ」という話に、異論を唱えます。

『気持ちの強さで勝負が決まるって言っちまったら
じゃあ負けた方の気持ちはショボかったのかって話になるだろう』

多少、気持ちの強さで強くなることはあっても、実力や戦術に勝るものではないということも言っていました。

まさにそうだなと思っていまして、気持ちは強い方が良いけど、気持ちが強いからと言って、圧倒的な実力差を埋めることはやはりできないわけです。

これを抽象化すると、、、

「成功するためには」などと語られることの多くは、十分条件(それがあったらOK)ではなく、必要条件(最低限ないといけない)もしくは、あったほうが良いものである、と言えそうです。

そもそも、成功に十分条件はないわけですね。

それを認識しておいた方が、仮に負けても立ち上が早いよなぁとも思うので、
頑張る上での気持ちが、健康でいられる気がします。

ではまた。

(この話が誰かの何かにつながりますように・・・) 

【今日の一枚】

ベトナムのアリは、博多弁なのでしょうか。。。 #ベトナム

【参考】

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