<読切シリーズ>私の婚活思い出話その12 婚活でのいろいろ雑感
※このシリーズは、全話読み切りなので、どの話から読んでもオッケーです。
ブログ書く主婦のANSYです。
しばらく私の婚活の思い出話を書きます。
10年以上前の話ではありますが、こんなこともありますよと、参考にしていただければ幸いです。
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このシリーズも落ち着いてきた。
あとは雑感かな。
婚活ハイになる人がいた。
そもそもあんまりモテなかったであろうと思われるタイプが、学歴付けたり、収入上がって、付加価値で女から人気出て、それで「俺は婚活でモテるから結婚決めたくない!」というスパイラルに陥って、独身期間を長引かせるの。
婚活サイトで、ずーっと居残る人に、こういうタイプ多い。
彼らに結婚する気はないの。でも婚活サイトに居続ければ、女から声かけられるから、嬉しくてやめられない。
しかし加齢でだんだん立場が危うくなることに気づかないのと、女から声かけられても、交際を長引かせるテクニックも魅力も無いのが痛ましい気もする。
でも経歴は良いので、そこを狙う女に、うまく結婚まで持ち込んでもらえるといいですね。
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コミュニケーションが成り立たずに終わる男も、多かった。
なんだろう、私もあんまり会話上手なほうではなかったけど、それは良くないと自分で気付いて、矯正したよ。
とにかく自分で気付いたよ。ああ、私は会話で損してるんだって。
おしゃべり上手で、おもてなしできる人と一緒にいて、彼女を真似したら、常識的な日常会話ができるようになった。
そうしたら打率上がった。結婚を意識されることが増えた。
逆に言えば、会話が困難で結婚が遠のいてる人もいる。
私は婚活サイトで、ある男と知り合った。彼は東工大卒のエリートで、経歴はすごく良かった。絶対Getするぜ!とか思ってたけど、実際お会いして……会話が不毛……だった。
彼は、ある女性ボーカルのバンドが好きだと言ったので、私はその話題を一生懸命掘り下げて、初回顔合わせティータイム1時間なんとか乗り切った!
それが気に入られたみたいで、彼から「またお会いしたい」という良いお返事をもらったんだけど、とにかく会話が成り立たなくて、ストレスに負けた私は、断ってしまった。
彼の返事はほぼ「そうなんですかー」「そうなんですねー」だったよ!
あれ?日本語通じてたっけか?と、首をかしげた。
こういうのはいるいる。
あまりにも会話が続かなくて、相手から「そうだなあ、僕にインタビューする感じで話してみて!」って言われたことあった。
おまえ、どんだけ会話の材料他人任せなんだよ、って、腹立った。
コミュニケーションがダメな人は、とにかく返事が「はい」「そうなんですかー」たまに「いいですね」が加わる程度。
こっちが「あのバンドのベースは、怪しくて、見ると笑っちゃいますね!」って話題を練り上げても「そうなんですかー」で終わるの、ほんと苦痛だった!!!
そういう人って、プロフに「聞き上手です」って書いてあるのが多い。
私は「聞き上手です」と書いてる人を避けるようになった。
相手の話を広げられず、とにかく「そうなんですかー」で会話を撃沈させるのを、聞き上手です、とは思えなかった。
でも、今の夫と知り合ったけど、やっぱり会話しづらくて。当時は緊張と遠慮もあった。
彼から「もっとコミュニケーションを学んでよ」と指摘されたことあった。
その時は「はい、がんばります!」とか言って、会話術の本読んだり、彼の趣味に合わせたりしたけど、それから(なぜか)結婚して、年月が過ぎると、
私も妻としてキレてきて「このポンコツスマホ脳野郎!!!」とか怒ったりするから、会話とかコミュニケーションをあんまりパートナーに依存するのは、よくないね。
会話とかコミュニケーションで損するのは、もったいないので、努力しよう。
会話術の本も講座も動画もあるんだから、学べるチャンスも多い。
やっぱり、話せるようになると、ちゃんと人から好かれるよ。
とはいえ、今はスマホ依存も多いので、カップルでスマホ見るだけのデートが成り立つなら、それが良いなら、特に苦労も無さそう……。
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「45歳独身狂う説」私はあながちはずれでもないと思う。
婚活で、42歳以上の男性はヤバいのが多かった。
私も若くなかったから、選り好みする立場じゃなかったけど、とにかく42歳以上の男性と婚活で会うと、不快な思いをしたり、異様さを感じて撤退みたいな感覚で逃げたこともあった。
だから婚活当時、私は42歳以上の男性は、遮るようにした。
こっちも女だし、身の安全を考えると、安易な同情で婚活するようなことはできない。
いや別に、こんなのは私の主観ですよ。
そうじゃない、45歳独身でも狂わない、とか、45歳既婚でもダメなやつはいるとか、ネット上に所説あるので、この説が受け入れられない人は、そういう意見を積極的に読めばいい。
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「運命の相手はひとりだと思う人は結婚が難しい。100人の中から10人と合わせられるような人が結婚に向いている」
という言葉があって、そうだなって私も思ったし、今でもこれは金言だと感心する。
人間なんか分からない。結婚で環境も家族も人間関係も変化しまくるから、そこでいちいち「合う合わない」を考えるより、自分の適応力を鍛えるとか、そっちにシフトしたほうが、なんとかなる。
私も、自分の結婚は正しいのか、パートナーは大丈夫だったのか、とか、よく考えるけど、でも今やっていけてるじゃんとか、わりと幸せだよね、とか、思い直して、なんとなく続いてる。
そうやって、なんとなく夫婦とか家族って続く。
清濁併せ吞むとは言うけど、それ人間関係全般に言える。