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恋と仕事


「恋をしたいけど出会いがないんです…仕事が忙しいのに、今は恋愛なんて無理…どうやってたんですか?!」

・・・怒りのような、疲れたような、ため息のような、質問が日本の後輩から飛んできた。

仕事ができて可愛い子なのに、彼氏がここ5年ほどいないらしい。

仕事と恋愛の輪廻から解脱して久しい私に、相談してきたことがあった。今回は、彼女にアドバイスしたことを思い出して書いてみる。


恋と仕事は分けるべき?


私は、恋愛と仕事と、と分ける必要はないと思う。

仕事の考え方で恋愛すればいいし、恋愛のやり方で仕事をすれば、きっと仕事も楽しいんじゃないかな?と思ったりもした。

・・・でもそんな私も、結局仕事に恋しすぎたばかりに、人に恋愛する仕方を忘れかけていたんだけど…(苦笑)

でも、職場で恋愛相手を探すのは、あまりお勧めしない。

なぜなら、以前一緒の職場で恋愛関係が交錯して、居づらい気分を味わった経験から「職場で恋愛するのは避けたほうがいいな」と思ったからだ。

・・・イギリスでは、ホテル内でいろいろな恋愛関係が錯綜した上に、私自身も同じホテル内でいろいろあって、ちょっと気まずいことが何度かあった。(そして、こっそりしていても周囲には全部バレていた。)

私の場合は、1年間の期間限定だったので割り切れたが、もし「恋の終わりが職場の終わり」だとすると、転職が大変だ。(苦笑)


仕事の経験を恋愛に転用すべし


すごく仕事がデキる人でも、いざ「恋を探そう!」と思った時には急にまったくの0から始めようとする場合もある。

それはすごく勿体ないと思う。

仕事での経験は、恋愛に是非活用すべきだと思う。

例えば、今総務や経理など事務職の仕事をしているなら、今の仕事の進め方を考えてみて欲しい。

予定は月で回っていて、月締めがある。

それに合わせて、他の事務を重ならないように配置しているはずだ。

その事務管理能力を、恋愛のスケジュールに活かすべきだと思う。

一方で、営業職をしているなら、その交渉能力を恋愛にも是非活かすべきだと思う。

初めての相手にでも話すことができるなら、合コンに行っても初見の相手に「自分を営業」してみるのも手だ。次のアポまでの流れを想定できれば、何度かやればかなりこなれるはず。

今やっている仕事は、全部恋愛に活かせる。経験をフルに活かすのだ。

特に、仕事で成功体験があれば、恋愛でも早めに成功体験が可能だ。


後輩にした具体的なアドバイス例


彼女は広報をしていて、仕事の場では確かに出会いは多い。が、そこで恋愛相手を見つけてしまうとその後仕事のに支障をきたす可能性があることから、やはり「違う場所で違う人と出会いたい」と思っているらしかった。

ただ、ネット恋愛は少し怖かったそうだ。

ということで、私のネットでの愛人探し(もちろん”愛人”は伏せた。苦笑)の手順を簡単に説明し、やり方の流れを説明した。

そして、この「PDCA」の回し方にはすごく納得された。

上記の私の記録にも具体的に書いたが、「P(PLAN:計画)、D(DO : 実行)、C (CHECK:評価)、A(ACT:改善)」にそって、行動することで、次にしなければならない行動がスムーズにできるのだ。

彼女は合コンが苦手だったらしく、「こういう方法ならやれそうかも。」と言っていたので、私のケースは良いサンプルになったようだ。

そして、私からの具体的なアドバイスとしては、

・初デートは2時間以内にする
・個人情報は最初から全部渡さない
・お金は絶対貸さない

ということを特に強調した。


後輩、彼氏を見つけた!


相談が終わって1か月ぐらいで、その後輩から「一人と付き合い始めました。」という報告を受けた。

すごく早いなあと感心。(私は三倍以上かかってた…)

その後、カナダ人のITエンジニアと本気で付き合い始めたようで、約一年経った今は、時々国際恋愛についての話をしている。

更に、すでに結婚の話もちょっとだけ出て来たらしい。


ということで、次回は「国際結婚」について書いてみたいと思う。



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