サウナの効果を体感してみた
「サ道」「整う」「サウナイキタイ」
最近よく聞く言葉だ。
2年前ほどから始まった空前のサウナブーム。
流行は人並み程度に興味はあるのだが、今までもサウナは入ったことがあったし、これほど話題になっているものに飛び込むのも気が引けた私は、そのブームの傍観者だった。
時が経って昨日。
仲の良い友人が熱く語ってくれた話を聞いて、私の重たい腰が上がったのだ。
いわゆる「サウナー」であることは知っていたが、その語り口調は、全体的な自信がみなぎっており、体験しないまま人生を終えるなんて勿体無い。
そう言っているようにも思えた。
欲望を満たしてご機嫌を取る
隣駅はなかなか栄えている街。
最近サウナがオープンしたこともメディアやTVで知っていた。
なんだかんだ言って、その場所に行く日が来るとは思っていなかったが、ついにおとづれたその日。
夫に軽く話すと、意外にも一緒に行くという。
驚く私。
私の夫は基本的に、私の誘いに前向きではない。
決して夫がノリが悪いというわけではないのだが、私が最上級の好奇心の持ち主なので、それを放任しているという感じだ。
というわけで、いつも、好きに、自由に生きている。
いつも通り、昼は別行動。夫は家で勉強。
私はカフェで諸々の作業。
いつかいきたいと思っていたカフェとドラマのロケ地に行ってきた。
別にそこに行かなくても作業はできるが、同じ時間を過ごすなら、行ってみたいと思ったところを選びたい。
（夫には最寄駅にもあるカフェに時間をかけて、わざわざいきたい意味がわからないと言われた・・それも理解はできるが、欲望を満たす行動をできる限りして自分のご機嫌を取りたいのだ）
それぞれ自分のTODOを済ませ、夜に合流。
いよいよお待ちかねのサウナ時間！
初めまして「整った私」
友人からレクチャーを受けた方法で、サウナに臨んだ。
ただ要領がわかっていないところもあり、最初に頭や体を丁寧に洗ってからスタートしてしまった。タイムロス。今思えば絶対間違っていることはわかるが、なんだか興奮気味になり、やってしまうミスの部類だろう。
その後、気合を入れて、「整う」に向けての工程を開始した。
サウナ （90度）12分
水風呂（15度）45秒
外気浴・・・・
外気浴を始めた時に、とんでもない状況が起きた。
ぐるぐるバットで回った後に視界が回り続けるあの感覚。
貧血になった時に、経っていられなくなるあの感覚。
宇宙飛行士が耐えなければいけないあの感覚。（未体験）
ぐわんぐわん
この速度が異常に速く、体験したことのない状態になった。
周りには気持ちよさそうにリラックスしている人々。
みんなこんな状態になって整うのか？！？！？と頭の中がパニック状態。
ひたすら落ち着くことを願いながら、頭に手を当て、目を瞑り続けた。
すると、しばらくして視界もいつもの状態になり、落ち着きを取り戻した。
恐怖・・・・これがまた起こったらどうしよう。
そんな思いを持ってしまったので、2回目、3回目はサウナの時間を控えめに6〜8分程度に抑えた結果、気持ちよく清々しい状態で初めての「整い体験」を終えることができた。
noteを書いている今もポカポカしている。
心配になって今日の状態が正しかったのか調べてみると、おそらく私は追い込みすぎたようだ。
「サウナ5分、水風呂1分のセットを3クール以内」
「ととのう」に関する研究結果がないので既存の類似研究からの類推になりますが、ホルモン変動など生理的な変化が認められた温度条件としては、水風呂の場合は15〜19度、サウナの場合は80〜100度という報告があります。
温度や水風呂の時間はクリアしているが、サウナの時間がオーバー。
同じ体験をしている人もいるようだ。
ウチの編集長が「ととのう」感覚のことを、「めまいがする感じで、頭がぐるぐる回る」「天井と地面がくっつき、溶けるような感覚になる」と言っているのですが、これは危険ではないのでしょうか？
↓
危険ですね。
それは生理学的に言えば、血圧が急上昇する「血圧サージ」や、急激な温度変化で血圧の乱高下を引き起こす「ヒートショック現象」だと考えられます。
血圧の急な低下は、めまいを誘発したり各臓器を酸欠にしたりして機能不全を引き起こします。脈拍が急激に変動して心臓が苦しくなったり、不快感や吐き気を感じたり、意識が朦朧（もうろう）としたり。
サウナに入る時は、血管の急激な伸縮が起こるリスクに気をつけることを忘れてはいけない。
適正な入り方を心得てこれからも定期的に通いたいと思う。
2022年10月23日（日）
今日の、スパイスキロク。・スクール受講開始日
・訪問したかったスタバで作業
・訪問したかったロケ地へいく
・サウナで整う初体験
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