Hello! Project 25TH ANNIVERSARRY CONCERT 「ALL FOR ONE & ONE FOR ALL!」が人生だった。

音楽好きが周知であると同様に、自分は長年のハロオタでもある。なんせ平成初期生まれですから。ASAYANやモーニング娘。に育てられたと言っても過言ではない。(過言)
もちろん小学校高学年から中学生あたりで、アイドルを好きなこっぱずかしさから離れてしまっていた時期もあるのだけど。結局十代後半には古巣に戻るように帰ってきて、現在に至るわけで。
つんく♂サウンドってのはなぜだか、一度耳に馴染んでしまうと到底離れることができない魔力があるんだと思う。
今でこそ、つんく♂さんは総合プロデューサーを降りてしまっていらっしゃるし、ここ何年かのリリースでのつんく♂楽曲は全体の3,4割程度だけど、ハロプロからしか得られないエネルギーやビタミンみたいなのは健在なのが不思議。信念とか魂の継承とはよくいったもんだ。
きっかけはいくつかあるし、これまで何度か熱量の浮き沈みがあったけど、変わらずに過去も現在も最高のアイドル集団でいてくれて感謝しかない。

そんなハロプロが今年は25周年ということで、9月9日と10日に記念公演が開催された。2日間3公演で出演メンバーは95名とのこと。
僕は幸いにも2日目の昼夜2公演に参加した。
なんか容易に言葉にできない――いや、言葉にすると「最高」の一言で片付いてしまうのだけど、もう少しポエマーらしく詩的に表現したくなってしまったので言わせてほしい。

KOREZO「人生」ーーと。

昼公演「Act.Ⅰ」

いわゆる黄金期と呼ばれるハロプロ初期に、今も続く基礎を築きあげたメンバーたちがたたみかけるように登場する。
僕が小学生時代に、テレビでかぶりついて見ていたメンバーたちが、今そこで一堂に会してパフォーマンスを披露していると思ったら、涙なしでは見られん。
この時代に、『カッチョイイゼ!JAPAN』を、りかちゃんの声で聞ける日が来るなんて!
『ガタメキラ』のフェイクをご本人が披露してくださるなんて!
”あぁ!”がオリジナルメンバー3名で、かつこの大舞台でパフォーマンスなんて!
『浮気なハニーパイ』で紺野さんと、カントリーガールズメンバーのコラボが見られるなんて!
当時好きで好きでたまらなかったミニモニ。が目の前でジャンケンぴょんしているなんて!
プッチモニで圭ちゃんの顔芸が見られるなんて!
歴代タンポポが集結?と思いきや加護ちゃんパートは辻ちゃんがやってるなんて!
中澤姉さんが8本の花火の中で感無量の表情を見せているなんて!
モーニング娘。は相変わらず記念メドレーを持ってくるし・・・!

そう見どころしかなくて。。いや何でこれが人生なんって、小学生の頃の僕が見ていたテレビのあれこれが詰まっていたのです。
大好きだったなあ。ハロモニ。、うたばん、Mステ、めちゃイケ・・・

当時子どもながらに「おもしろくてかわいくて楽しい人たち♪」と思っていたお姉さんたちが、今でも変わらず元気を届けてくれた。
本当にうれしかったなあ。
とにかく歴史を感じて、幸せを与えてくれるコンサートだった。
めちゃめちゃ芯にブッ刺さって、今まで行ったハロプロのライブで5本の指に入るんじゃないかと思うくらいサイコーだった!

夜公演「Act. Ⅱ」

2010年代以降のハロプロを牽引してきたOGたちが登場する公演。
前半ではJuice=Juiceの『念には念』。れいれいの歌い出しは、この二公演でTop3に入るくらい声が出た瞬間だった。こぶしはOGが全員アップフロントを退所しているのだが、こういう形で供養(?)してくれてよかった。
もちろんほかにも見どころは9人つばき(きしもん除く・・・)の再集結、Ultimate Juice=Juice、スマイレージアンジュルム2期のちょいカワなど・・・どれも最高だった。

が、YAPPARI、メインは間違いなくハロプロキッズのメンバーたち。
ハロプロキッズは、僕の小学校の同級生たちもオーディションを受けに行っていたくらい同世代。(あのとき女の子たちが持っていたドッグタグみたいなネックレス、羨ましかったなあ(笑))
そしてイナズマイレブンやしゅごキャラきっかけでハロプロと僕をつないでくれた張本人たちでもある。おかげでベリキューBuono!にハマり、名実ともに僕をハロオタにさせてくれた。

まずはそんなBuono!が登場!愛するももちこと嗣永桃子氏は芸能界を引退しているため、夏焼・鈴木2名での出演。のように見えた。でも桃子はちゃんとそこにいた。二人の指にはピンクのリボンで飾られたピンキーリング。それから彼女のソロパートはすべて音源で流れたのだ・・・!「こんな粋な演出あるのか!?」と、膝から崩れ落ちて泣いてしまった。
桃子の亡霊オタクをやっている僕は文字通り号泣していた。ありがとうみや、ありがとう愛理。ありがとうBuono!

その後MCを挟んで登場したのは、カントリーガールズ。こちらもまたももちこと嗣永桃子氏が共に活動したグループ。
ベリ活休後の、僕の心の穴を埋めてくれたの一つがカントリーだったので、Buono!で流した涙がまだまだ続いたよ。
カントリーは決して簡単に活動できたユニットというわけではないので、愛香ちゃんと舞ちゃんの二人が今こうして同じステージに立てていることが奇跡だよね。
僕はカントリーのメンバーは全員推しと言っても過言ではなく、その後のモーニング娘。、アンジュルム、Juice=Juiceに所属した3人の苦労とか、きっと簡単にはいかなかった思いとかも想像してしまったよね。その3人がすべからくその場にいなかったことも含めてね。寂しいなあ。
正直にいうと、6人カントリーが忘れられないので、いつかまた、『VIVA!薔薇色の人生』を、小関森戸二人とかで聴ける日が来たらいいなと思っている。30周年に期待。

そして℃-ute!
選曲がとっても意外でびっくりした。25周年に披露する曲がまさか『夢幻クライマックス』!?
9日にKiss meをビヨがやっていたので、まっさらか都会っ子辺りかな?なんて思っていたのに。
でも、不在の3人、引いては6人のメンバーたちの思いも背負ってパフォーマンスするなら確かにこの曲で間違いないか、と納得。
しかも2曲目がMidnight Temptationなのも衝撃。当時の思い出が沸々と蘇ってくる選曲だったなあ。

最後は満を持して、Berryz工房!
僕のアイドルオタク人生、彼女たち以上に応援するグループなど今後一生現れないだろうと思えるほどの存在。
今や表舞台に立ってくれているのは3人だけになってしまったけど、メンバーたちが次々と幸せを得て行く姿は、今でも僕に勇気や希望を与えてくれる。
披露する曲は℃-uteほど捻ったものではなく、安定の二曲。
解散からそろそろ10年が経とうとする頃だけど、あななしのイントロも、「スッ!」の掛け声も、当時と同じように興奮したなあ。
どデカいビジョンに映る「スッペシャル ジェネレ〜ション」の文字もたまらんかった!
そういえば、Berryz工房って解散してないんだよなあ。
今ここに立ってる茉麻もみやも熊井ちゃんも、そしてここにはいない四人も、変わらずBerryz工房なんだよね。元じゃなくて!

久しぶりの超HAPPY SONGも、ベリキュー世代のOne for Allも噛み締めたよ。℃-ute最高!そしてBerryz工房は永久に不滅!

最高の1日!

とにかく幸せな1日だった。
僕のハロオタ人生がたくさんたくさん詰まっていた。そのどのページもすばらしいものだったなあと振り返ることができた。
中には今でも乗り越えられていない別れもあるし、もう一度あの瞬間に戻りたいなと思う場面もあるけど、その寂しさも、愛あればこそ。
全部まとめて愛し続けようと心に決めました。

そして何よりここにいるOGも、ここにはいないOGも、すべてのハロメンが幸せでありますようにと、心の底から願っている!
これからもHello! Projectは最高に楽しくて幸せな空間と、愛と平和を届けてくれるでしょう!
ラブ❤️&ピース✌️
ありがとうございました!!

次はハロプロ楽曲10選を書きましょうね。10に絞る自信ないから15くらいにしようか。

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