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娘のばあい②〜血液検査のまさかの結果。知ると知らないのとでは大違い。

13日目…再度、鍼灸へ。少し改善の兆し。

前の効果を信じて、再度鍼灸へ。前の週より冷えが改善しているとのこと!
胃の弱りはまだアリとのことでした。
そして、不眠の症状も続いていたので、なるべく日光を浴びるように生活のリズムが崩れないようにとアドバイスをいただきました。

軽い運動も勧められましたが、この頃はとてもそんな状態ではなく、起きていることもやっとな様子で、、、昼間横になっていれば夜も眠れないだろうなあと。
とにかく、昼夜逆転してしまわないように3食の食事はなるべく一緒にとるように心掛けたり(朝が気持ち悪く起きれない日々でしたが)、そこだけは私も気をつけていました。

また家でのセルフ灸も勧められ、ツボも教えてくださいました。
私自身、体調不良の時にはセルフ灸をしていたので抵抗がなく、できるだけ毎日やってみようということになりました(なかなか毎日はできなかったのですが)

私はずっとコレを使ってます。もっと強いレギュラーもありますが、皮膚も薄いの個人的には女性はソフトがオススメかなあと思います。


17日目…血液検査。まさかの異常なし。

血液検査の結果を聞きに内科へ。こんなに寝たきりのような生活だし何か検査で分かるかもと思いドキドキしていきました。がなんと!先生からは血液検査は全く異常なし!全て正常値内!とのことで、心療内科を勧められ、大学病院への紹介状をいただきました。

少しでも体調が良くなればということで、ツムラの漢方46 六君子湯を処方されました。
元々婦人科で処方された漢方薬を朝晩1日2回飲んでいたので、六君子湯は昼と寝る前の2回服用することになりました。
これ、娘には効きました!(現在も服用中)


・・・さて・・何も異常がないのにこの体調の悪さはなんなんだと。病院から帰ってきた娘は「私、何も異常がないの??」と呟いて、青白い顔をしてベッドに横たわり、生気のない表情を浮かべて絶望感がにじみ出ていました。
この時に、このままではこの子の体も気持ちもどこかへ行ってしまうとゾクっと恐怖を感じたのを覚えています。

とはいえ、心療内科に私自身は良いイメージがなく、薬に依存してしまう人生になってしまうのではないかと、すぐに紹介してもらった大学病院に行く気にはなれずにいました。

救世主現る!分子栄養学アドバイザーさまの出番。

とにかく相談しようと、血液検査前に相談していた分子栄養学の資格をもつ友人に血液検査の結果も含め諸々伝えたところ、、、まず・・・
フェリチンが低すぎる!!

検査項目に追加していたフェリチンが7ng/mLでした。
えっ、でも、結果表に載っている女性の基準値は、5〜152なのに??
知っているお医者さんもいるそうなのですが、あまり認知されていないらしく、フェリチンは40や50以上が望ましく、ヘモグロビン値が正常でもフェリチンの値が低いと隠れ貧血と言われる状態になるそうです。

ササヘルスを勧めてくれた友人にも伝えたところ、自らの体調不調に悩んで調べていたら友人もフェリチンの低値にたどり着いたらしく、、、
10以下だと、とても普通の生活はできないし、生きてるのがやっとなくらいで死にたくなるレベルだよ。と・・・
娘の青白い顔、うつろな感じ・・・まさにコレだ!!と。

そしたらフェリチンの値をあげればいい!!=鉄分を摂ればいい!!
と思ったのですが、娘の場合、胃が弱っているので鉄をとると炎症をひどくしてしまう可能性が高いため、今は鉄は摂らない方が良いとのことでした。
まずは胃腸の状態を改善させること!そこからということになりました。
急がば回れとはこのことか・・・にしてもなんとももどかしい。

フェリチン以外にも、今、体の中で起きていると思われること、体の仕組みやらそれはもうたくさんのことを教えていただきましたが、この時、娘にいただいたアドバイスをざっくりまとめると・・・

  • タンパク質をしっかりとること。固形物が難しい時は、スープ(スープスープという無添加だし)がオススメ。

  • 胃酸を分泌させるために、梅干し、レモン、お酢などを摂取すること。

  • こまめにフルーツなどでビタミンCを摂ること。

  • 胆汁の分泌を促すために、杜仲茶、ゴーヤなど苦いものを摂取すること。

  • 冷え予防のため、布ナプキンまたはコットン100%のナプキンを使うこと。普通のナプキンにボロ布を切って挟むことでも代用可能。

  • 体内時計を整えるために、朝太陽を浴びること。

  • SIBO(シーボ)の可能性もあるので、どの食材がNGなのか試してみること。

たくさん教えてくれた体内で今起きている相互関係を私には到底説明できそうにありませんが、、、とにかく!身体の中で血液検査の項目に出てくるような物たち(語彙力が・・・笑)がものすごく緻密に影響し合っているということに驚きました。
なので、悪い循環はさらに悪い循環を生み出し、良い循環になればあっちもこっちも良くなっていくんだなと。身体の素晴らしい仕組みに宇宙すら感じました。
私たちの身体ってすごいんだなあと。

それにしても、フェリチンの緩すぎる国の基準値はなんとかした方がいい。
我が家もそのまま血液検査をしていたらフェリチンが検査されることすらなく、運良く検査していてもその実態を知るお医者さんでなければ、基準値内で異常なしの診断。
知らなければこのまま心療内科に送られ、訳もわからず抗うつ剤・・・根本的な原因がわからないままではきっと身体は良くならず、自分の心のせいだと責めてしまう子(大人もだなあ)がたくさんいるのではないだろうか・・・と思うとやり切れないです。







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