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スイーツと幸福感

こんにちは。そろそろ本格的な冬を迎える北海道、札幌のアーユルヴェーダ&ヨーガセラピストのひろみです。

みなさんはインド映画好きですか? 私はアーユルヴェーダやヨーガに出会うずっと前からインドの雑貨や染織、工芸品などが好きでした。

映画はボリウッドはあまり詳しくないけど、ミニシアター系映画が好きでよく見ていた中で『マダム・イン・ニューヨーク』という映画を見て、とても良かったのでその後もDVDやCATVなどで見返しています。

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主演のシュリデビがほんとに美しく衣装も素敵✨ ストーリーも女性が共感できるところがたくさんあっておすすめの映画。オフィシャルサイトのリンクはこちら

この映画の中に出てくる美味しそうなお菓子、ラドゥ

映画の中ではこのラドゥが重要なアイテムとして描かれていて、主役のシャシが得意なお菓子作りをしているシーンも出てきます。

その後はじめてインドに行ってお店のショーケースにずらりと並ぶラドゥを見た時は、「これかー!」と、ものすごくテンションが上がりました。

インドスイーツにはひよこ豆やカシューナッツの粉などが使われていて、懐かしい味がするものもたくさん。でも、中にはめっちゃ甘いのもあってそんなに量は食べられない。インド人は砂糖たっぷりのチャイやこんな激甘スイーツよく食べられるなと思ったっけ。

西葛西に行ってきた

話は少し変わり、先日久々に東京に行った時に西葛西まで足を伸ばし、インド食材店とスイーツのお店に行ってきました。

スワガット・インディアンバザールで買い足し用のインド食材やスパイスなどを購入。しばらく切らしていたアーユルヴェーダの歯磨き粉も大きいサイズがあったので購入。

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オーナーBineshさんはバラナシ出身だそうです。とても親切な方です。

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お米や小麦粉、食用油などの日常使いのもの以外にもインドのスナック菓子や雑貨などが所狭しと陳列されています。

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ありがたいのはスパイスが小分けになって売られていること。インド料理の頻度ってそんなにない人は大袋で買っちゃうと消費し切る前に香りが飛んだりしてもったいないから、少量ずつ買うのがいちばん。

いろいろお話しながらチャイも淹れてくれたよ☕️ ありがとう。

隣の元フレンチレストランを現在改装中で、インドスイーツや軽食が食べられるお店になるそう。仮営業中の店内に案内してもらいました。

そこには出来立てのラドゥやインドスイーツがキラッキラに輝いていました。にんじんのハルワを味見させていただいて、お土産もいくつか購入。

作ってる人が大きかったからかな、ラドゥもひとつひとつがデカっ(笑)。でも価格が良心的。「今度来た時にはここで食べるね」と約束してきました。

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Bineshさんのおすすめの南インド料理のお店でランチを食べた後、気になっていたインドスイーツ&スナックのお店、トーキョー・ミタイワラにも寄りました。インスタはこちら

食後だったのでちっちゃなバルフィひとつとチャイをオーダー。日本人の好みに合わせているのか甘さは控えめ。

ここは映える系。スタッフ全員インド人。建物の作りもなんかインドっぽかった。インドでいくらなのか知ってるインド人は来ないだろと思ってたら日本人客よりインド人客率が多くてびっくり。

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スイーツでハッピー


「甘いものは人を幸せにする」なんてよく聞きます。今やってる朝ドラでもそんなセリフがあったっけ。「甘いものを食べたら人は自然と笑顔になる」みたいな。

いろんな理由があって甘いものを食べられない人もいるけど、確かに甘いものを食べるとなんだか心が落ち着きます。

これがどうしてなのか、アーユルヴェーダではちゃんと説明がつくんです。

アーユルヴェーダで見る甘味


アーユルヴェーダでは甘味にはこんな作用があるといわれています。

・体の組織、オージャス(活力素)、シュクラ(生殖組織)を増進する

・寿命を伸ばす

・感覚器官を満足させる

・体力と色艶を増す

・渇きと火照りを抑える

・ピッタとヴァータと毒を鎮める 

古典書ではさらに甘味には滋養があり活気を与え、肥らせ、肉付きをよくし、がっしりさせると続きます。

(チャラカ・サンヒター総論編第26章43節)

さらに夕方はヴァータという風のエネルギーが優勢になる時間帯。この時間には日中の疲れが出てきて、スタミナが切れそうになっていたり、ソワソワと落ち着かない状態だったりしがち。

3時のおやつは理にかなっている

そんな時にちょっと甘いもの&温かいお茶なんかをとる、いわゆる3時のおやつは、この甘みの効果が発揮されやすい、アーユルヴェーダ的にもとっても理にかなった時間の使い方になるんですよ。

甘味には冷性、油性、重性という性質があるので、渇きや火照りを抑えたり、心が落ち着くというのも説明がつきます。

頭の中が忙しくてどうにも落ち着かない時やドヨーンとした時にほんの一口甘いものをとると、元気を取り戻す感覚があったりしませんか?

今回久しぶりにインドの甘〜いスイーツを食べて、このアーユルヴェーダの甘味の作用について見直してみたけど、こんなことを何千年も前から明らかにしていたアーユルヴェーダってやっぱりすごいな。

とはいえ、甘味ばかりをとりすぎると、脳もゆるゆるになっちゃうし、やる気もなくなるし、体も心も重くなるし、食欲もなくなるし...とかいろいろあるので、ほどほどに楽しんで、とり過ぎには気をつけましょうね。

ではまた。

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