見出し画像

「オフィスカジュアルって何なん?」から、インド・日本の伝統服まで思いを巡らせる

私は問いたい。

「オフィスカジュアル」なる概念について。

オフィスなの?
カジュアルなの?
私は一体どうすればいいの?

と長年思い続け、いまだ解決していない。

だって「オフィスに適した服装」なんて、受け取る人によってさまざまだろうし。

この職場でこれはOKだけど、こっちの職場ではNGなんてのもあるだろうし。

このふわっとした概念を、なんとかしてほしいと思うのは私だけだろうか。

さらに言うと、男性はスーツ一択なのに対して、女性はこのふわっとした「オフィスカジュアル」という概念。

服にあまり関心のない私は「いっそのことスーツとか制服にしてくれたら、こんなに迷うことないのに」と思ってしまうのだ。

オフィスに適した服装を察し、
ある程度ダサくないように服を買い揃え、
毎日違う服を選ばなければいけない。

なんて難易度高すぎじゃない?

そこで思い出すのはインドで働いていたときのこと。

インドのオフィスでも、男性はスーツ(夏はワイシャツ)という服装だった。

一方女性は、インドの伝統服である「クルタ」で働いている人も多かった。

女性用クルタ。インドのアパレルブランド「cottons」サイトより。

インドの伝統服は「サリー」というイメージをお持ちの方が多いと思うが、このクルタは歴史上はまだ新しい部類の服のようだが、今はインド全土で広く着用されている。年配の方はサリー、若年層はクルタを着ているというイメージ。

で、女性達はオフィスでもこの伝統服であるクルタを着て仕事をしていたわけです。

ここで、私の妄想力が発揮される。

「日本でも着物の簡易版みたいなのがあって、それを着て仕事できたらいいのに」

サリーは一枚布を器用に折って着ているので、着用にはちょっと手間がかかる。
でも、クルタは頭からスポッと被るだけ。

日本でも、同じように着物を着るのは大変だけど、クルタのように簡単に着られるものがあって、伝統服になったらおもしろいのになぁ、と思ったのです。

思えば、インドでは学校の制服もクルタだった。
ベトナムでも学生達はアオザイの制服を着ていた。

日本でも、伝統服をもっと普及させたら素敵なのにな、と思う。

沖縄の「かりゆし」みたいな感じで。

オフィスカジュアルからだいぶ話は膨らんだけど、こんなことを日々妄想している私です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?