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ズボラでも料理が苦手でもできる 本格インドカレーの作り方

「本格的なインドカレーは手間がかかって大変だ」なんて思っていませんか?

今回ご紹介するレシピはまったくそんなことはなく、本当に驚くほどかんたんにできてしまいます。

「驚くほどかんたん」ってウソくさいと思いました?
私もこういう文言にはだいたい疑ってかかるので、わかりますよ、その気持ち。

だけど、私は料理が苦手で自分ではほとんどご飯を作りません。そんな私でも、この方法だとかんたんにできちゃうんです。

料理が苦手な私にとってもかんたんなのだから、結構信憑性は高いと思います。

では、本格的なインドカレーをおうちでかんたんに作る方法をご紹介します!

かんたんカレーとの出会いはエリックサウスの稲田俊輔さんがきっかけ


まず、私がこのレシピを知った経緯からお話しします。
(はよ作り方教えろよって方、まあちょっと待って)

それは「日本で南インド料理ブームを作った」と言われるエリックサウスの稲田俊輔さんにインタビューをすることになったのがきっかけです。

その取材記事はコチラ。

有名な方にインタビューするのは、はじめてだった私。
緊張が高まりすぎていたのと同時に「めちゃめちゃ念入りに準備せな!」と意気込んでいました。
注)どんな方でも常に準備は万全にしますよ。

ネット上にあふれる稲田さんのインタビュー記事を読み漁り、出版されている本にも手を伸ばしました。

それがコチラ。

この本を読む前も、インドで教わったカレーはよく作っていました。しかし、その手順は

「まずクミンを油で熱して、玉ねぎ、にんにく、しょうがを炒めて、そこに野菜を入れて、最後にトマトで、その後にスパイス……」

とまあ、ぶっちゃけめんどくさかったんです。
「インド料理は手順があって、ちょっとめんどうなもの」と思っていました。

しかし、稲田さんの本のタイトルには「だいたい1ステップか2ステップ」と書いてあり、私は「そんなわけない」と全然信じていませんでした。(稲田さん、ごめんなさい)

全然信用できないまま、本に書いてある通りにとりあえず作ってみました。

……

……

……稲田さんが言ってたことは、ほんとだった!!!

あんなに手順があって、めんどうだと思っていたカレー作り。
稲田さんのレシピは、なんと

「切った野菜もスパイスも全部入れて煮込む」

ただこれだけだったのです。

たまねぎって最初に炒めなくていいの⁉
スパイスは最後に入れるんじゃないの⁉
肉も野菜も全部一緒に入れるなんてあり⁉

とドキドキしながら、全部の材料をぶっこみましたが、出来上がったものは超おいしかったです。

稲田さんのレシピに出会い、私の「インド料理とはこうあるべき」という固定観念がまんまと覆されました。

ズボラな私は、さらに自分流にアレンジ


この本の中でも、私が気に入って作っているのがチキンココナッツカレーです。

分量通りに材料を切って、鍋に入れて煮込むだけです。
ヤバい。笑っちゃうくらいかんたん。

中でも、稲田さんのレシピのポイントは「すべての分量を量って入れる」こと。
分量通りに鍋に入れるだけなので、おいしくできあがるのは間違いありません。

しかし、ずぼらな私は分量を量ることすらめんどくさく、すべて目分量で作っています。(稲田さん、ごめんなさい)
さらに、スパイスの種類や量も、家にあるもので自分流にアレンジしています。

それでもちゃんとおいしくできるんだから、インド料理っていうのは懐が深いです。

ちなみに、私が持っているスパイスは、

  • クミンシード

  • ターメリック

  • コリアンダー

  • ガラムマサラ

のみです。

最低限この4種類だけあれば、結構いろんな料理が作れてしまいます。インド料理はスパイスがずら~っと並んでいるところを想像しているあなた、意外でしょ?

というわけで、ここで紹介するのは元の稲田さんのレシピからは完全にかけ離れたものになっています。それを念頭において、ノークレームでお願いしますね。

材料(たぶん5人前くらい)

  • 鶏モモ肉 こぶしより大きいくらい

  • 野菜(たまねぎ、なす、パプリカなどお好みで) 程よい量

  • トマト 1個

  • にんにく 1かけ

  • しょうが にんにくと同じくらい

  • ココナッツミルク 400ml

  • クミンシード 大さじ1

  • スパイス ターメリック:コリアンダー:ガラムマサラ=1:1:2の割合で、ガラムマサラは大さじ2くらい入れます。

  • 塩 味をみて調整。たぶん結構入れてる。

こんなテキトーなレシピですみません。
なにぶん日頃料理をしないので、誰かにレシピを書く機会もないのです。お許しを。

稲田さんのレシピだと、これらをいっぺんに鍋に入れて火をかけるだけです。
しかし、私はクミンシード(パウダーじゃないやつ)を使っているので、まず油でクミンシードを炒めます。
香りがたってきたら、材料を全部ドーン!と投入。沸騰したら、弱火にして火が通るのを待つだけです。

出来上がり♪ちなみに私はさつまいもを入れるのが好きです。

どうですか⁉
かんたんでしょ⁉

ちなみに、スパイスの割合はインドで教わったものです。この割合で作れば、だいたいなんでもおいしくなります。

あと、最後に味の調整はガラムマサラと塩で。辛いのが好きな人はチリパウダーがあるといいですね。(ガラムマサラだけで作ると辛くないです)

おまけ~バスマティライス~


というわけで、ズボラでも料理が苦手な人でもできる、かんたん本格インドカレーの作り方をお届けしました。

「インドカレー」ってちょっとハードル高いなって思っている人に、こんな私でも作れるのを知っていただき、ぜひ挑戦してほしいと思います。

インド料理って案外かんたんに、おうちで作れるんですよ。

ちなみに、これ。

袋がかわいいから買った♡

インドのお米「バスマティライス」です。
やっぱりインドカレーには、パラパラのインドのお米がよく合います。日本米より消化に軽いので、おいしすぎて食べすぎちゃっても全然重たく感じません。

スパイスもお米も、ハラルショップ(タイやインドなどのエスニック食材を扱うお店)で入手可能です。
名古屋だったら金山のザファル・ハラルフードストアさんが一押し。異国そのままのディープな雰囲気の店内に、ぎっしりと食材がつまっています。

ぜひおうちで本格インドカレーを作ってみてくださいね~


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