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2021年J1第35節 浦和レッズ戦 データプレビュー

執筆:タケゴラ
サムネイル:AKIRA

Match Data

鹿島アントラーズ

5位(18勝5分11敗59得点36失点)

直近の戦績
・9/26 リーグ C大阪戦(A) ○2-1
・10/2 リーグ 横浜FC戦(H) ●1-2
・10/23 リーグ FC東京戦(A) ○2-1
・10/27 天皇杯 川崎F戦 ●1-3
・11/3 リーグ 広島戦(A) ○4-1

主な欠場者
なし

サンフレッチェ広島戦のハイライト動画

浦和レッズ

6位(17勝8分9敗43得点35失点)

直近の戦績
・10/10 ルヴァン C大阪戦(A) ●0-1
・10/16 リーグ G大阪戦(H) △1-1
・10/22 リーグ 柏戦(H) ○5-1
・10/27 天皇杯 G大阪戦 ○2-0
・11/3 リーグ 川崎F戦(A) △1-1

主な欠場者
明本考浩

川崎フロンターレ戦のハイライト動画

前節の両チームスタメン

画像1

今季対戦時のハイライト動画

Point1 ホームでは4連勝中

鹿島の直近のアウェイ広島戦の戦績
※リーグ戦のみ

2010年 第1節 ○2-0
2011年 第27節 △0-0
2012年 第5節 ●1-3
2013年 第29節 ●1-2
2014年 第30節 △1-1
2015年 2nd第12節 ●1-2
2016年 2nd第5節 ●1-2
2017年 第32節 ○1-0
2018年 第13節 ○1-0
2019年 第30節 ○1-0
2020年 第30節 ○4-0

鹿島が前節から中3日でホームに迎えるのは浦和。前回対戦ではスコアこそ1-2だったが、内容では大きく差をつけられ完敗だった相手とのリベンジマッチだ。

そんな浦和相手だが、リーグ戦のホームゲームではこのところ好成績を収めている。2017年にレアンドロのゴールで7年ぶりの勝利を飾ったのをきっかけに、そこから4連勝中。しかも全て完封勝ちというおまけ付きだ。さらに、昨季の対戦では上田綺世の2ゴールを皮切りに、エヴェラウド、レオ・シルバにもゴールが生まれ、4-0の大勝。浦和戦での4ゴールは1994年以来なんと26年ぶりの記録だった。

直近の相性の良さを追い風に、今節も勝点3を狙いたい。

Point2 3ヶ月ぶりのクリーンシートを!

鹿島の直近の成績

・8/28 リーグ 横浜FM戦(A) ○2-0
・9/1 ルヴァン 名古屋戦(A) ●0-2
・9/5 ルヴァン 名古屋戦(H) ●0-2
・9/11 リーグ 福岡戦(H) ●0-3
・9/18 リーグ G大阪戦(H) ○3-1
・9/22 リーグ 川崎F戦(H) ●1-2
・9/26 リーグ C大阪戦(A) ○2-1
・10/2 リーグ 横浜FC戦(H) ●1-2
・10/23 リーグ FC東京戦(A) ○2-1
・10/27 天皇杯 川崎F戦 ●1-3

さて、上述した通りホーム浦和戦はここ4試合連続で完封している。そうなれば、今節ももちろん完封への期待は高まってくるというものだ。

実は、鹿島は8月のアウェイ横浜FM戦を最後に3ヶ月間、試合にして9試合、公式戦の完封試合から遠ざかっている。前節の広島戦のように開始3分で先制できればペースを自分たちに引き込めるが、毎試合そういう訳にはいかない。実際、完封から遠ざかっている間も3勝6敗と負け越しており、やはり守備の安定が勝点3に結びついていることは明白だ。

前節、先発出場したクォン・スンテやケガから復帰した犬飼智也らのパフォーマンスにも期待したい。失点ゼロは彼らに懸かっている。

Point3 アジアへの生き残りレース

明治安田生命J1 ACL出場権争い
※残り4試合

③神戸 勝点64 +23
残り試合→徳島(H)、横浜FC(A)、横浜FM(H)、鳥栖(A)
④名古屋 勝点61 +13
残り試合→仙台(A)、G大阪(A)、C大阪(A)、浦和(H)
⑤鹿島 勝点59 +23
残り試合→浦和(H)、大分(H)、鳥栖(H)、仙台(A)
⑥浦和 勝点59 +8
残り試合→鹿島(A)、横浜FM(H)、清水(H)、名古屋(A)

泣いても笑っても今季残り4試合、鹿島が現状で目指しているのはACL出場権が与えられる3位の位置だ。

ただ、その道のりは中々に険しい。3位神戸との勝点差は5、これは神戸が最低でも1分1敗しないと追いつけない差であり、直接対決もない鹿島は他力にすがる他ないのだ。

それを考えると、今節同じ勝点で並ぶ浦和戦は絶対に落としてはいけない一戦になる。落としてしまえば、3位の可能性がさらに厳しくなってしまうばかりか、その3位を同じく狙うライバルに逆転を許すことに繋がってしまい、余計に他力の面が強まってしまうからだ。

アジアの舞台を掴むためのサバイバルマッチ、今節はその大一番だ。

書いた人

タケゴラ
東京都出身。ANTLOVERS MAGAZINEの一応編集長。アントラーズとは2000年に出会って以来、20年超のお付き合い。好きが高じてアントラーズのマッチレビューを書くようになり、2020シーズンは全試合投稿。実体は丸の内OLとの一説も。フルーツサンドは正義。
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