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肩こり・腰痛が改善した話などなど 〜マッチングアプリde婚活もどき日記9〜

「今週末はボイトレのレッスンだから一旦お休みだけど、来週末は新たな擬似彼と過ごすんだー、ぼちぼちお店に予約入れなきゃね! ふふふ」

なんて含み笑いしながら迎えた木曜日。ですが。

前の擬似彼の件からまだ1週間経ってないのが不思議なくらい、もう記憶が遠いです。
1年くらい経ったかのような感じがする。
つくづく便利な脳みそしてるな。と思う。

そんな忘れたいことも多い擬似失恋の記憶ながら、確実に客観的に「よかった!」と言えることが1つあります。

肩こりと腰痛が劇的に改善したのでございます。

どういうことか? と言うと、女風=女性用風俗を利用すると決めた時点から、

「裸でマッサージだもんなー……まあ金払うのはこっちだけど、やっぱこの下腹はもうちょっとなんとかしときたいよなー」

と、何か楽に腹を凹ます方法はないかと足掻いてみた結果、ダイエットトレーナーさんのブログなどを見て
「腹筋するよりも、背筋を伸ばして背筋を鍛えるほうが良い」
胸を張れば自然と腹は凹む。脂肪の問題以上に内臓が下垂している人が多いから
という情報にたどり着き、とにかく「背筋をシャキンと伸ばす」を意識した生活を心がけたわけです。

それを10日だったか2週間だったか継続して、だいたい月1で行っている整体院に行った時、東洋医学に詳しい先生に

「お、なんかものすごく姿勢が改善してますね! 腰の位置も変わってるし、全身のむくみも軽減してる! 顔色もいいよ!」

と、めちゃくちゃ褒められたのである。

人間とは、褒められればますます頑張る生き物である。これぞ正のスパイラル。
いっそう「背筋シャキーン生活」を心がけた結果、

約1ヶ月で腰痛が消え、ひどかった肩こりもだいぶ改善しました。
(それ以前は週1で整体に通いたいレベルだった。なお、背中に蛇腹を描いていた肉はほぼ消えた。腹のほうも多少改善したと思われる)

夜、横になった時、また朝起きた時に感じていた「アイタタタァ……」がなくなったので、寝つき・寝起きも格段に良くなった気がします。
特に朝、スッと起きられるように。

「全ては姿勢の問題だったのか! 人体ってすごい! 感動した!」

……という劇的な変化をもたらしてくれたのは、まあ、例の不毛な擬似恋愛だったわけで。

決して少なくはない数の諭吉先生、そしてずいぶん振り回された感情と引き換えではありましたが、そうでなければ手に入らなかったであろう健康な姿勢が身についた、というのは大きかったと思います。

いやぁ、人生何が起きるかわからん。
まさか風俗にはまって健康になるとはね

……で、さて、昨日、最後に「気が変わったのでマッチングすることにした」人のことを追記しましたが。

その後、メッセージは今のところ来ていません。
しかし概ね理由はわかっているので、

「またこのパターンか」

と舌打ちする程度
で、もう次に行くつもりではあります。

というのもこのアプリ、女性は完全無料、
男性は「マッチングするまでは無料、その後のメッセージのやりとりにはポイントを消費。初期ポイントがいくらか付くが、それが尽きたらポイント購入が必要。or 月数千円の有料会員になれば自由にメッセージ送信が可能」
というシステムなのである。

最初のアプローチまでは初期ポイントでなんとかなったが、その後ポイントが尽きてマッチング後のメッセージが送れなくなった
しかし課金までする気は起きない……と、そういう状況じゃないかと。

最初にマッチングした奴がこのパターンだった。
「なぜ無反応?」と疑問に思っていたら、
プロフに「ポイント尽きちゃったんでメッセージ送れません! マッチングした人ごめんなさい。LINEでやりとりしませんか」と追記された。
「誰がわざわざ個人情報教えるか」とブロックした

女性無料なのはありがたいっちゃありがたいが、このシステムも長期的に見ればどうなのかなーとは思うね。
この謎の「向こうのアプローチに応じてマッチングしたのにその後メッセージが途絶える現象」がなくなるなら、別に漱石数人分くらい出すんだが

(そもそも、プロフ欄に「初デート費用、男性はどれくらい出すつもりか」って事項もあるけどさ。先輩後輩関係や仕事の接待でもないんだし、プライベートならフツー割り勘じゃないの? 「女子は男子より稼いでないから」という昭和的思い込み? に囚われすぎだろう、と思う。)

まあ、人生を左右するかもしれない婚活アプリに漱石も差し出せないような人間じゃ相手する価値もないから、1つの判断基準にはなるとも思うが。

しかしこういうシステムだと、ワーキングプア男子はますます出会いの機会を失うんじゃなかろうか……と勝手に心配にもなる。
別に女子が働きに出て、男子がプロの専業主夫になってもいい時代だというのにねーとか。(家事は嫌いなのでむしろそのほうが嬉しい。)

それから、話はずれるけど、昨夜メッセージ送ってきてくれた40代男子よ。

プロフに「淑やかで、表向きだけでも男を立ててくれる女性が好みです」とか、舐めとんのか。
私のプロフちゃんと読んだか。
どう見ても、そんな慈善活動精神あふれる人間には読めないと思うが?

だいたい「男を立てる」っていつの時代の話だ。

と思うけど、残念ながら今もしぶとく生き残っている「常識」ってやつだよなー……

「B市に生まれた人は、A市に生まれた人を立ててくださいね。A市民のプライドを尊重して、A市民の機嫌を損ねないで、A市民より前に出ないでくださいね」
「え、なんで? 俺、別に自分で好んでB市に生まれたわけじゃないのに」
「『そういうもの』だから。B市民のあなたがそうすれば、世の中が平和になるんだから」

——これなら、明らかにB市民に対する差別だと皆思うであろう。

A市(民)=男性、B市(民)=女性、と置き換えたとして、そこに何の違和感も覚えない輩が世の中にたくさん存在するのはなぜなのだろう。

(その筆頭がうちの実家にいる人間なのだがね)

全ては昭和までの負の遺産のせい、時代の空気のせいであった……といえばそこまでである。

そういう空気に染まった奴の心の中までは、他人がどうこうすることもできないしね。
相手をしない、ということに尽きる。
それだけのことなのだが——まあ「地獄に堕ちろ」とささやかな呪いをかけながらブロック機能を発動するくらいで。

婚活について発信しているアドバイザーさんが、ツイッターでこうも言っていた。

『ちぎっては投げ、ちぎっては投げ』が大切です。ちょっとでも違和感があれば『ハイ次!』の精神でやっていきましょう」

せやな!

ハイ次! 次の人ー!
魅力的な目尻の皺、今日も待ってますよー!


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