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目立ちたくない、向上心もない僕が会社を作った理由。

始めまして!普段エンジニアをしている久保田薫と言います。

いつもタノモクさんと呼ばれています。

みなさん会社作りたいなって思ったことありますか?

タノモクは一度も思ったことありません。

なんだかめんどくさそう。すごい人になりたいわけじゃないしなぁ。

作りたいと思う人の気がしれませんでした。

一生作ることはないだろうと思っていただけに自分が一番びっくりしています。


ここでは、陰キャでおとなしいタノモクが会社を作るまで至った成長と過程を書いていきます。

過去の経験と心の変化なんかを書きました。

本当に自分がやりたいことはなんだろう?

どうやって見つけるんだろう?

今やっていることは自分に合っているんだろうか?

なんて思っている人は自分の事を振り返るきっかけになるんじゃないかなと思います。

会社を作ることになった理由


それは、「今まで、囚われていた生き方を諦めたから」

これに尽きます。

人の行動は今までの経験からくる得たい感情から生まれます。

なぜこの選択をしていったのか。

それまでの過程を振り返りながら書いていきます。

今までの自分

学生時代から内にこもる性格でした。

人としゃべることを苦手なため一人でいることが多かった。

心優しいクラスメートが遊んでくれたため少しずつ仲良くなれましたが口数は多くありません。

嫌われるほどじゃないけど遊ぶほどじゃないやつ。

同窓会に呼ばれるのほんとたまにです。

流行りのサッカーはしてたけどそもそも運動神経はよくありません。


その代わりに得意なことが1つありました。

「周りをみて何があったらよい空間になるだろうと考えて、おぎなうこと。」

クラスメートでバンドを組んだとき、誰もがギターやボーカルを希望する中タノモクは周りをみてキーボードを選択。

あまりしゃべらない分、周りのことを俯瞰しながら、みんながよくなる方法を自然と考えていました。

なので周りの環境をよくするのが得意で自然とやっていました。

みんなの輪を外から見ながら、みんなが楽しそうだったら嬉しいと思うタイプです。

そういえば私は男三兄弟の真ん中ですが上も下もヤンチャ放題。

独りが好きなのは私だけ。

家族でも当たり前のようにバランスをとっていたのかもしれません。

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(↑若かれし頃って言っても若すぎますね。)

タノモクが開催している日本酒会もその限りではありません。

主催はするけど一切目立たちたくない。

みんなが楽しそうにお酒を呑んでいるのを見ながらお酒をついでお皿を洗って。

そんな空間を作れたことに幸せを感じています。


フリーランスになった経緯もそうです。

いつか結婚して、子育てに向き合いたい会社員のままだとそれが叶えられないかもしれない。

奥さんが子育てや仕事やこれからの人生を選択できる環境を作りたい。

そんな思いから独立をしました。


独立してから始めたワークショップ「タノモク」は参加者のやりたい事をを形にする会です。

参加者のやりたいことがわかった時、みなさん表情が軽やかになります。

一輪の花が咲いたかのようです。

その幸せな人がたくさんいる空間が大好きなんです。


幸せの空間を作って、少し離れて見ているのが好き。

そんな自分が好きだし自分らしいなって思います。


だけどもやってみてすごく疲れてしまう時があります。

みんなは楽しそうで嬉しい。

だけど帰ってからモヤモヤする事があります。

いつもと何が違うんだろう?

ホントは好きじゃない事をやってる?

幸せってなんだろう...


タノモクは一人で考え込んでしまうクセがあります。

人の幸せな空間を考えるのが好きな性格。

自分の事となるといつも悩んでしまいます。

マインドフルネスとの出会い

そんな悩んでいる時に出会ったのがマインドフルネス。

幸福度があがると書いてありました。

ウェルビーイング?なんだそれは!受けたいじゃないか!


タノモクは迷わず受けにいきます。

そして価値観を大きく変える体験をしました。

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幸せとはいつも心の中にあり、どんな状況でも幸せでいられるというのです。

タノモクはこれまでの生活から、人にする事が幸せなんだと思い込んでいました。

自分は何もしなくても幸せだなんて思った事がありません。


いくらお金を稼いでも、人や自分のために何かをしても幸せかどうかは自分で選んで感じている。

どんな状況でも幸せも感じる人とそうでないも思う人がいる、よくある事です。

タノモクは人に何かをする事が幸せだと思い込んでいただけだったのです。

心理学によると人は思い込みが強すぎるとそれでしか喜びは得られないと勘違いしてしまうそうです。

何をしなくても幸せはいつもここにあるのに、人に何かをしなければならないという思い込みにハマりすぎて幸せを逃していたのです。


そんな業を背負って生きているんだと気づいたタノモクはようやく人ではなく自分という人を観る事となります。

人を幸せにするために自分がまず、幸せであり続けよう。

どんな状況でも幸せは自分で選択すると心に決めました。

この選択をしてから、毎日小さな幸せを感じながら生きています。

これが今までの人を大切にしなければならないという思い込みで生きていた人生を諦めた瞬間です。


そしてある日友達と飲んでいる時、ある事に気付いてしまいます。

目の前の大切な友達がこれからの生き方に迷っている。

幸せな空間を作るって少し離れてみているのが好きなタノモク。

しかも大切な友達が困っている。

もう自然と感情は動いていました。

「この人にできる事はないだろうか...」

そこで私は立ち上がりました。

一人一人が自分らしさに気付けば悩まずに幸せになれるのではないか。

イキイキと生きている友達を見られたらタノモクは幸せかもしれない。

自分のためではなく、人のためであれば行動できるかもしれない。

大切な友達を変化が見たくて立ち上げたプロジェクト

そこで立ち上げたのが社会実験のプロジェクト。

自分らしさを探すラーニングコミュニティ、「Key Developer Program」略してKDPです。

あなたの閉ざしている感情を開けて観察できる場所を作りたいという思いから名付けました。

自分の事を振り返り、何でもしゃべれる安心安全の場所を作ったのです。

そうしたら、あっという間に参加者が変わっていきました。

参加者はもれなく全員、自分に自信を持って生きていくようになりました。

顔付き、喋り方まで変わっています。

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(KDPメンバー、この日はメンバー主導のイベントをお手伝いしました)

こんな不思議な事あるんだなと今でも思います。

あーよかった社会実験成功だ。

みんな幸せで幸せだな。

と思っていたらある時メンバーからの一言。

「これ本当にすごいからもっと広めようよ」

昔、恩師から言われた心に残っている一言があります。

「やりたい事をやって、ほっておかれない存在になったらそれは一つの成功だよ」。

タノモクの才能が開花した瞬間です。

好きでやっている事がミッションへと変わりました。

この場所を作る事こそが自分らしい生き方なんだと強く思いました。

そこから社会実験は広がります。

参加者の個性を体現したイベントの開催。

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(好きがあるって幸せというテーマでイベントを開催しました。)

公開講座の開催。

どちらも参加者してくれた人が幸せを感じているのを見ていて、タノモク自身が幸せを感じています。

それは大きな確信へと変わりました。

そして、
「自分はこの道で歩いていこう」
というウチから湧き出る覚悟があったため会社を作る事となりました。

内気な私でも、支えてくれる人達と自分の性格を知ることで一つ大きな花を咲かせる事ができました。

自分がどんな種なのかわかったからこそ今の花を咲かせられたんだと思います。

これからどんな花が咲くのか楽しみです!

会社名

株式会社Antiphase

アンチフェーズはノイズキャンセリングイヤホンの音を消す機能の事で逆位相という意味です。

世の中が大きく変わり始めた今、周りからの情報や自分の心にモヤモヤとしたノイズが走っているなと感じています。

このノイズを一度消し、自分の事を見つめ直した上で自分らしい生き方をしてほしいと思いつけました。

自分らしい生き方を探すまでのお手伝いをすることが我々の喜びです。

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会社でやっていくこと

・迷子の人生相談(グループコーチング)
・復業エージェント(やりたいことの明確化と実現のサポート)
これからどんな生き方をしようか迷っている方に、まずこれまでの自分を知り自分の生きやすさを探していきます。

最後に

長い文章を読んで頂きありがとうございました。

会社のサービスに興味がある方はこちらよりご連絡をお待ちしております。

今後ともよろしくお願いします。
株式会社Antiphase
代表 久保田 薫



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