正論ほど正しくないものはない
こんにちは!株式会社Antiphaseのタノモクです。
先日ドライブ中に不法投棄の椅子をいくつか見つけました。
この時、なんかいいな、という感情が芽生えました。
なぜなら、バス停の横においてあったから。
バス停においてある数種類の椅子。
不法投棄が社会の役にたっている。
誰かが通報すれば撤去される椅子。
正論で言えば、
不法に投棄されたのだから法律に準じて対処すべきだ。
ということになるでしょう。
正論を言うことで問題は解決するのでしょうか?
仕事でも同じようなこと現象はしょっちゅうある。
仕事でのよくある正論
例えば、仕事で期限に遅れると怒り出す人がいる。
「社会人なんだから時間を守るのは当然だ」
「お前の時計遅れてんのか?」
言いたいことは理解できる。
就業規則やルールを守らないお前が悪い。という正論だ。
たしかに時間に遅れている人がいたら守ってほしいと感じる。
ただし、正論を振りかざした所で相手のモチベーションはあがらない。
本当に大切な問題は何も解決していない。
怒られた本人ももちろん遅れたくて遅れたわけではない。
正しいことを伝えたところで遅れてはいけないことくらいは元々わかっている。
本当に必要なのは相手が遅れるようになった訳=プロセスを理解しようとする姿勢を見せることではないでしょうか。
正論はいつだって正しい
ただし、正論という武器は社会にとって悪になる時があるのかもしれない。
正論を言うことで思考を停止させてしまう。
Too Much, 正論無双!
この椅子は撤去されるべきでしょうか?
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