長野に移住して6ヶ月、寒さのピーク
こんにちは!株式会社Antiphaseのタノモクです。
東京から長野に移住して6ヶ月が経ちました。
毎日氷点下の生活でも楽しく生きています。
御神渡りの話
近くでは諏訪湖が凍り、分厚い板状の氷が湖畔に打ち上がっています。
諏訪湖の中心には神社があって湖が凍ると歩いて行けそう。
このまま完全に凍ると「御神渡り(おみわたり)」というイベントが発生するそうです。
諏訪湖の氷にひびが入ると氷の山脈が出来上がる。
この道を神様が通るのだとか。
天の川のような神秘的なお話です。
そんな諏訪湖の上で歩いている人を見つけた。
羨ましいなという気持ちと怖い気持ちを感じていると
自転車に乗っているおっちゃんが
「危ねぇぞーーー!」
と激しく叫びながら止めていた。
ですよね危ないですよね。
地元の人が安全を守ってくれている。
そんな空気感もなんだか愛おしいです。
諏訪湖をみた帰り道に町内放送で
「氷が薄いところがあります。危険ですので絶対に立ち入らないでください」
と言っていた。
チャレンジと社会性はバランスが必要らしい。
寒さのピーク
長野の冬はとにかく寒く、朝から格闘が始まります。
目が冷めて一番に、顔が冷たいという感覚を持つ。
もぞもぞ携帯で気温を見ると氷点下8度。
今は2月、この時期は氷点下の世界が毎日続きます。
体は布団で完全防備されているが、顔だけはどうしても寒い。
1時間ほど、ストーブに頑張ってもらい布団と仲良くしてから一日が始まる。
毎日のように最高気温が氷点下だからこんな生活が続いています。
それでも、先日東京に行くと東京の方が寒いと感じます。
なんでかなと思い返してみると、原因が2つほど思い当たります。
1つは風。
東京はビル風が強く都会に行くほど風が吹いています。
風が吹くたび、去年より寒くないか?という毎年同じ感覚になります。
あとは外にいる時間。
そもそも長野では外にいる時間がほぼありません。
移動はすべて車。
車から建物への移動が数十秒あるだけです。
部屋の中はどこも温かいので気温の割に温かい感覚をもって暮らしています。
寒さ大丈夫かな?と心配していた移住生活ですが、なんとか乗り越えられそうです。
御神渡りですが、結局諏訪湖の氷が溶けてしまいイベント発生ならずでした。
4年連続見られていないらしく来年は見られるといいなぁ。
冬はイベントがほぼない長野生活ですが、生活に溶け込んでいる幸せを感じながら暮らしています。
美味しい野菜が味わえるとか、
困っていると近くの人が声をかけてもらえたりとか、
山の変化を味わうとか、
星がキレイとか。
移住前は寒いところで暮らせるんだとうかと不安に思っていました。
リスクばかり考えてしまう性格でなかなか行動に起こせない私ですが、
実際に行動してみると不安はただの思い過ごしなんだなと気付かされます。妄想は妄想の世界にすぎず、体験してみるとなんともないようです。
そんな性格ですが直す気もなく特徴として受け入れながら生きています。
得意な分野で能力を発揮する方が幸せに生きられそうだからです。
マイペースに手に入れた生活だかこそ、暮らしをしているとそれだけで幸せを味わえます。
自分を受け入れるとどんな環境でも幸せをたくさん感じるなと思う今日このごろでした。
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