イギリス。ベイカーストリートと9と4分の3番線が本当にこの世界にあるのか見てみたい
2日連続で書いたらnoteから褒められたので、調子に乗って3日目書きます。
私が意識がある中で1番最初に読んだ小説は、青い鳥文庫のシャーロックホームズシリーズでした。たぶん赤毛連盟が入っているやつ。その少しあとに、ハリーポッターが流行りました。
意識がない時に読み聞かせとかしてくれてたらしいんですが、かけらも記憶がありません。お父さんお母さん、ごめんなさい。
太宰治がたしか、
本を読まない人は孤独を知らない人
みたいなことを言っていたと思うんですけど、一理あると思うんです。
なぜなら、私は小学校高学年の時に初めていじめられて、今まで友だちと遊んでいた中休みや放課後が暇になったことがきっかけで、図書館に行って本を読み始めたからです。
そのあともいじめられっ子人生は続くので、小学校で本に出会っていたのはラッキーだったかもしれません。
シャーロックホームズはすごい
そもそもなぜ最初にシャーロックホームズを選んだのか。
これはもう、名探偵コナンです。
第一話で工藤新一が握手をしただけで何のスポーツをしているのか当てるシーン、もうあの時から探偵という職業、シャーロックホームズの虜です。
だけど、コナンとホームズはけっこう違います。
名探偵コナンだと、コナンくんがたまたま事件に出会って、コナンくんの視点で物語は進んで行きますよね。
だから、ある意味わかりやすいというか、読者に優しいと思うんです。コナンくんが閃いたこともわかるし、なんとなく先が読めたりする。
だけど、シャーロックホームズの場合は違います。シャーロックホームズという変人の天才を、ワトソンという凡人が語っていきます。
シャーロックホームズの意味不明な発言や謎解きに必要な準備がワトソンの視点で語られるため、読者としても、
え?ホームズここで何してんの?
え?なんで急にピストル持ってこんなとこに付き合わされるの?
え?説明してくれないの?
みたいなことが起こりまくるんですが、なんやかんやで時間は解決するんですね。
しかもワトソンは
よく観察すれば誰にでもわかることだよワトソンくん。君の脳みそには何が詰まってるんだ?君の目は節穴か?
みたいなことをよくホームズに言われるんです。自分も同じこと言われてる気分になりますよね。
ムカつくんだけど、そうか、ホームズも人間だし、やってることは特別なことじゃない、よく観察すればいいんだ、同じ人間だからできるはず……
いやむりだろ
って感じですよね。
そしていつしか、それがホームズだし、振り回しながら解決していくことがわかっているので、最後のすっきりを求めて何話でも読んじゃうという。
その影響で、探偵ものや謎解きものが大好きになりました。東野圭吾、伊坂幸太郎、歌野晶午、松岡圭佑、知念実希人、青崎有吾、などを楽しく読んでいます。
ハリーポッターは映画より小説派
ハリーポッターにはまったのは、ちょうど発売されて流行った時、自分もハリーと同い年くらいだったのがでかいです。
わくわくが止まりませんでした。
ドビーとスネイプ先生にめっちゃイラついたりとかしてね。
ほうきで空飛びたいです。
遊園地の絶叫系一切乗れないんですけど、ハリーポッターへの愛だけでUSJのフォービドゥンなんちゃらに乗ってます。1日2回とか。
このおかげで今も読んでるのは、阿部智里の八咫烏シリーズ。あとはパッと思いつかないけど、ファンタジー系の漫画やアニメも大好きです。
いじめられなかったら本に出会えてなかったと思うと、本当にありがたいですね。
まぁ今でも、いじめっ子たちが毎日タンスに小指ぶつけてたり、炭酸のある飲み物開ける時は必ず3mくらい吹き出してたらいいな、とは思ってますけどもちろん。
そんなこんなで、イギリスに行きたいんです。ご飯が美味しくないってよく聞くけど、そんなことはいいんです。
ベイカーストリートと9と4分の3番線を見て、自分も大人になったなって思うのか、まだまだ子どもみたいにわくわく出来るのか、もしくはその両方なのか、全然違うのか、確かめてみたいんです。
何はともあれ、コロナよ、収まってくれ
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