antcafe_kawaguchi

2022年、埼玉県川口市にオープン予定。洋菓子やランチなどカフェ営業だけでなく、ワーク…

antcafe_kawaguchi

2022年、埼玉県川口市にオープン予定。洋菓子やランチなどカフェ営業だけでなく、ワークショップなどの「体験」も提供する『antcafe kawaguchi』です。 現在はオープンまでの過程を発信中。 https://antcafe.wixsite.com/kawaguchi

最近の記事

LINEスタンプとカフェ

カフェだから、カフェっぽい事以外してはいけない…という訳ではない。今の時代なら、尚更だ。 というわけで、LINEスタンプなんかをカフェでオリジナルで作っても面白いと思った。 LINEスタンプのブーム?的なものはひと段落したように思うが、LINEスタンプは実は使っていただければ中々な宣伝効果があると思うのだ。 もちろん買っていただいたりするのにはそれなりなコストがかかると思うが、逆に一度手に入れてもらいすれば、友人や周りの連絡を取る方々にも周知される可能性がある。 なので

    • ゲームの宣伝内のプレイが下手なのは

      SNS上の広告で、よくゲームの宣伝を見る。アルゴリズムの兼ね合いであまり出ない人もいるのかも知れないが、自分はちょいちょい見る機会がある。 そこでいつも思うのが、ゲームの宣伝内容は、大体そのゲームのプレイ中の映像が流れているのだが、このプレイが下手くそに見えるのだ。 自分はプレイしたことが無いのでなんとも言えないところもあるが、パズル系とかは特にそう見える。 これ、確実にワザと下手くそなプレイを見せているんだろう。 そうすることで、見ている人が「自分ならもっとうまく出来る

      • ラグジュアリーブランドとは

        ラグジュアリーブランドというジャンルがある。一言でいうと高額なサービスやアパレルなどを提供する、ステータス性の高いものだ。 この「ラグジュアリー」とはどのような状態を指すのか、と言うのを丁寧に説明されたものに感銘を受けた。 それはズバリ ラグジュアリー=認知度−普及度 というもの。非常に納得した。 皆がそれを知っていて、手に入れたい。しかし高額だったりしてなかなか手が出せない、もしくは常に供給が追いついていない状況。 つまり「知る人ぞ知る」に意味はない。皆知っているから

        • 周辺のカフェ研究

          カフェを運営するにあたって、周りのカフェの内容を研究することはマストだ。 極端なはなし、うまくいっているカフェと全く同じことができればそれなりにうまくいくわけなので、そこからどれだけ差別化ができるかということだと思う。 そこで、周辺のカフェのどんなところを見ていくといいかを考えた。 立地や客層、営業時間、メニューの内容、ドリンクと食事、デザートの比率、その中でも顔となるメニューが何なのか…。 また雰囲気や座席数などなど…挙げるとキリがなかったが、それくらい色々見るところがあ

        LINEスタンプとカフェ

          単品だと損をする状態

          カフェでは当然、コーヒーなどのドリンク単品のみの注文される方も多い。 もちろんそのお店の特徴にもよると思うが、店によっては客単価や滞在時間などで問題に感じる場合もあると思う。 そう言う時に、やはりセットメニューの提案が効いてくるのではないだろうか。 人はメリットよりデメリットを見がちなので、「単品だとセットメニューに比べて割高だ」と感じる設定ができれば、顧客単価は上がる可能性が高い。 もちろんそもそもの価格にもよるので一概には言えないが、こういうところでも、顧客の「損したく

          単品だと損をする状態

          意外とたくさん食べる。

          カフェで勉強がてらアルバイトをしてみて感じたことの一つに、女性でもたくさん召し上がる方が多いということだ。 具体的にはそれなりのボリュームがあるランチメニュー、その食後に追加でデザート…といった感じだ。 もちろん全ての顧客がそうではないが、その場ではお腹いっぱいになってもデザートがテイクアウトできたら帰って小腹空いた時に食べよう…的に買っていただけるかも知れない。 この辺は試行錯誤と工夫の余地があると思う。

          意外とたくさん食べる。

          メニューのアレンジ

          例えばモーニングメニューのトーストのバターの量や焼き具合など、多少のメニューアレンジができるようにしておくことは、オペレーション的には一手間増えるが、やる価値があると思う。これは顧客の常連化とも関係があるとおもうからだ。 顧客に「自分なりなアレンジ」を楽しんでもらったり、それを店員が覚えておく事で、常連客がちゃんと認識してもらっていることを意識できる。 チェーン店の常連客でも、「いつもありがとうございます」と言うだけでも喜んでもらえるものだ。

          メニューのアレンジ

          正月の営業日

          正月の営業日。ある都内の駅前に立地するカフェチェーンでは、元日の朝イチから営業をしていた。 流石に普段の朝イチと比べるとお客様は少ない。シンプルに正月の朝イチから何処かへ、ということではないのだと思う。 しかし、午後は意外といつも通りの来客のような印象だった。 恐らく人の往来自体は普段に比べて少ない。しかし、私自身その周りを見ていて思ったのは、何処もやっていないのだ。なんなら、Webページでは正月の営業に触れていないところも休みだった。 つまり、午前中は初売りや参拝などに行

          正月の営業日

          顧客を損させない割引など。

          ブランディングの方法の一つとして、安売りをしないというのがある。有名なラグジュアリーブランドでも、100年以上セールを行なっていないことが一つのブランディングになっていることはよく知られている。 しかし、そうなるとやはり売れ残るアイテムが少なからず出てくる。これまでは、ブランディングのために安売りするくらいならということで、それらは廃棄処分されていた。 しかし昨今は、会員限定などのクローズドなプラットフォームで大幅に割引し販売するという方法も多く採用されている。 この場合

          顧客を損させない割引など。

          味変は味より「楽しみ」と「お得感」?

          途中で味変する料理は、なんとなく得した気分になる。 一つの料理で2つの「楽しみ方」ができるからだろうか、「鍋の締め」なんかは、味は変わっていないけど、「締める」こと自体が楽しみになる。お酒が入ってたりすると、話題や話の展開なんかにも影響してくるのかもしれない。 何にでもできるわけではないが、顧客が「得した」気分になる一つの方法だろう。

          味変は味より「楽しみ」と「お得感」?

          常連客は大事だけど、そのイエスマンにはならない

          長く事業を続けていくのには、時代に合わせ、常に変化、進化していくことが非常に大切だと感じる。 しかし、飲食店などではその変化を嫌う層が一定数いると思う。 それは古くからの常連客であったり、それに嫌われまいとする店主であったりだ。 そもそも店主自体が変化する気がない場合はどうしようもないが、古参の常連客を大事にするあまり、変化していけない店は新たな顧客が増えないので時代の変化が早い現代では事業を続けていくことが難しくなっていくと思う。 もちろん常連客を大事にすることは当然だが、

          常連客は大事だけど、そのイエスマンにはならない

          コーヒーが飲めなくなるかも問題

          我々が毎朝のように飲むコーヒーには、2050年問題というのが言われている。 地球温暖化による産地の減少や消費量の増加などから、2050年にはコーヒー豆の供給が追いつかなくなるというものだ。 それを解決すべく、アメリカのベンチャー企業がバイオコーヒーと呼ばれる「コーヒーの味を楽しめる、コーヒー豆以外から生成する飲料」を開発したりしている。 もちろんその原料もサスティナブルで、今っぽいし、実験的に行われた味比べではなんと世界一のカフェチェーンのコーヒーに勝ったという。 今後国内で

          コーヒーが飲めなくなるかも問題

          非助成認知

          非助成認知を如何に得られるかが、サービスにとって大変重要だ。 選択肢を与えられた上で認知を得られている助成認知の状態では、顧客自身からそのサービスが選択される可能性はあまり高くない。 しかし、非助成認知がしっかりされていると、選択肢が減る為選択される可能性は格段に上がる。何故なら他に非助成認知されているサービスだけとの比較になる為だ。 しかしこの難易度が高いんです。

          非助成認知

          「高齢者向け」とは言わない

          高齢者向けのサービス、商品でも、「高齢者向け」とは言わないほうがベターな場合も多いだろう。何故なら高齢者は自分が高齢者だと思いたくないという場合もあるし、 何より「高齢者向けサービスを利用している」ということ自体がネガティブに感じる人すらいるだろう。 なので、あえて明言はせず、そのターゲットにが魅力的に感じるような、気づかせる仕掛けが必要だと思う。

          「高齢者向け」とは言わない

          そうでない人が多い

          マニアックなもののビジネスは、とことん尖る必要がある場合が多い。しかし、その市場を冷静に見た時に、実はマニアック過ぎない方が市場規模が大きい場合もある。 例えば洋服。殆どの洋服屋は服好きを相手にビジネスをしている。 なのでトレンドがどうで、こういう着方が今っぽくて…みたいな提案になる。 しかし、その洋服好きで、お洒落な人、特に男性の場合10人いたら何人いるだろう?多くても2〜3人程度ではないだろうか? つまり、殆どの洋服屋はこの2〜3人を奪い合うビジネスをしている事になる。

          そうでない人が多い

          野菜が安いと同時に売れるもの

          スーパーで野菜が安いと、同時に売れるものがあるらしい。それはドレッシングなどの調味料だ。 スーパーに買いに行く顧客は、スーパーでお買い得な商品を探しながら、それを使って何を作ろうかという事を同時に考えている場合が多い。そこで、「野菜が安い」となれば「それを使って何かできないか?」という思考になる訳だ。 そこで、ドレッシングなどの調味料に目がいく、ということ。 このように間接的に、何かに気付いたり、考え方を理解した上でのプライシングは非常に重要な要素だと思う。

          野菜が安いと同時に売れるもの