読書感想「獣の奏者3.4 外伝」

こんにちは、南極に行きたいライアンです。

今日は先日に引き続いて上橋菜穂子さんの小説獣の奏者の感想です。

まず一言。泣きました。

1.2巻から時間を空けて、一児の母になったエリンの物語でした。

大事にしたい2つのこと、家族と王獣。その両立をしようと奔走するエリン。でも、その道は険しく簡単にはいかないのです。人間一人を軽々と覆ってしまう国内外の政治問題がエリンを待ち受けているから。

あんまり書くとネタバレになってしまうので内容にはあまり触れないようにします。

最後のシーンの儚さと美しさは一見の価値ありです。

親子の愛、人と獣の愛。現在の生活から離れ、純粋な想いになりたい人におすすめの3冊です。

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