南極観測の意義:自然に触れることが自然科学への道
こんにちは、南極観測隊員志望のライアンです。
自然に触れることが自然科学への興味の道にちがいないという話です。
研究室に配属されたことによって、通うキャンパスが変わりました。
それによって、自然がまでになく身近になりました。
キャンパス出ればすぐに大学の畑があるし、駅からキャンパスまでの道にも畑。
それに、研究サンプル育成のための畑作業。
あれ、畑ばっかりや。
それでも、首都圏の隅っこに生まれて以来コンクリの家に住み、アスファルトを歩き、金属でできた電車に乗り、これまたコンクリの学校で学び、同じ道で帰る。
その往復しかしてこなかった人生で、今ほど非人工物と触れる期間はなかったです。
最初は正直、畑ばっかりのキャンパスや研究も好きではなかったです 笑
でも、何度も往復し、何度も見ているうちに
「これってなんでだろう?」とか「これすごいな」っていう感想を抱くようになりました。
そういった純粋な自分の疑問から発した好奇心って長続きするし、強力なモチベーションになると思うんですよ。
で、これがわざわざ人が南極に観測隊を派遣してまで研究を続ける理由なのかなって思うんです。
南極という地に行き、その場所で直接自分の魂を震わせるような自然と出会ってさらに研究に没頭する。
頂いたサポートは、南極の植物を研究するために進学する大学院の学費や生活費に使わせていただきます。