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募る”ライブ”への憧れ

長くオタク界に身を置いている自分ですがいまだに”ライブ”に行ったことがありません。アニメを見始めたころから「TARI TARI」、「Angel Beats!」など音楽に力を入れた作品に触れてきていたのですがライブに行くタイミングをつかめないままにここまで来てしまいました。

長らくライブへの憧れを募らせ続けた結果、生中なものではなく最高のライブで初めてのライブ体験をしたいと思ってハードルを上げたせいでさらに腰が重くなっています。2年前の夏にFate Grand Orderの5周年ライブが企画されたときには「これだ!これしかない!!」と応募して当選までしていたのに、新型コロナウイルス感染拡大のあおりを受けてライブは中止になってしまいました。それ以降も長引くコロナ禍で全然ライブにいけないままです。

特に先日見た「マクロス7」は劇中バンドFire bomberのロックミュージックが素晴らしく、ライブへの想いを掻き立てられました。放送から28年経った今年、マクロス40周年を記念してマクロス7のライブがあり、オンラインのアーカイブ配信を視聴しました。すごい。すごかった。これまでに見てきたオンラインライブとは比べ物にならない熱気を感じたのです。だからこそ、一人歌を口ずさみながら画面越しに見ている現状に不満が残るのです。

――ああ、自分もこの観客の中に混じることができたら。そして、以前のライブのように並み居るファンに混じって、大声で合いの手を入れられたら。

そう思わずにはいられません。

いつ終わるとも知れないコロナ禍。果たして自分が、たまりにたまったライブへの想いをぶつける機会はいつ訪れるのでしょうか。

その日が来るまでは。大きな会場で全身で歌い上げる歌手とそれに応えるファンの熱気を全身で感じながら音楽の海に埋没できるときまでは。小さなイヤホンからスマホに保存した音楽を聴き、来るべき時への準備を重ねるのです。

マクロスΔに登場する音楽ユニットワルキューレのライブはパフォーマンスがさらにすごそうなので、こちらも行ってみたいです。


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