見出し画像

ついつい自分の負の感情に賛同してくれる人を探してしまう

振り返ること(約)1年前。
卒論に追われすぎて、何から順番にどのくらいやればいいのかわからなくなった時に出逢った手帳があります。

「アクションプランナー」という名前で、佐々木かをりさんという方が監修している手帳です。
この手帳の特徴は、一日あたりの予定欄が非常に大きく、どんどん時間単位の予定を書き込めるようになっているところです。そのため、仕事(学業)関係のことやプライベートなことまで幅広く様々な予定を移動時間なども含めて記入できる点が画期的でした。

この手帳を使い、佐々木さんの本を読むことで、それまで頻発していた予定のトラブルを劇的に減らすことができました。大学院受験の時も、必死に勉強予定を書き込んだりして活用してきました。
卒論と二回目の大学院入試、この1年で2つの大変な山場を越えてきたので、苦楽を共にしてきたという実感と愛着があります。

そんなアクションプランナーは、もちろんリピ決定で、amazonで来年分を買おうと見に行ったところ、値上げされてる。
今年分は4000円ちょっとだったのが、来年分は6600円以上のものしかない。
転売かと思って公式サイトを見に行っても、それしかない。

なんでだ。とサイトをよく見てみると、すべての手帳に佐々木さんの時間管理口座のサブスク費用が加算されていることが判明。
使いやすく、なじんでおり、愛着もあったからこそ、この問答無用のサブスク加入に対して大きな怒りと憤りを感じてしまいました。

そして最初にしたことは、amazonのレビュー欄や、twitterを見に行くこと。
自分の怒りが正当なものであるか、多数派なのかを明らかにしたかったがためです。

・・・。

いつもそうだ。
自分のネガティブな感情に対して自信を持てず、「そんな風にネガティブに思っていいのだろうか」と確認作業をしたくてたまらなくなってしまう。
人生には、自分一人だけが不利益を被ることもあり、自分がそのことに怒り、声を挙げ、行動しなければならない場合があるというのに、その感情の正しさを疑ってしまう。

自分で言うのもアレだけど、「ライアンは優しいよね」といわれることが多い。それは、本当に優しいのではなく、自分の感情を飲み込み、行動を飲み込みやっているから。

もっと自分の感情を大切にしたい。
「持ってはいけない感情」「正しくない感情」なんてものはなく、「自分の感情」は”自分の内から生まれた”というそれだけで正当で、持つべきものだと自信を持ちたい。
ただでさえ嫌なことになっているのに、ネガティブなことを思ってはいけない、と自分で自分を傷つけることをやめたい。

どうしたらもっと自分の感情を大切にできるのだろうか・・・。

頂いたサポートは、南極の植物を研究するために進学する大学院の学費や生活費に使わせていただきます。