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論文読むのが楽しい

ラボ内の論文紹介セミナー、学会要旨作成、卒論準備が同時に襲い掛かってきています。そうしたアウトプットをする際に欠かせないのが、インプット。研究の場合は原著論文が主なインプット元に当たるでしょう。

普段は日ごろの忙しさを言い訳に原著論文読みにまで時間と気力を回せていないのですが、今ばかりはやるしかない!
そう腹をくくって論文を読むのです。

そうすると、不思議と辞書アプリを使わなくてもスルスルと論文が読めるではないですか。分野特有の単語や、論文の言い回しに慣れてきたがゆえに読む速度が上昇したのです!
そうすると、書いてある内容の理解や考察に頭を割り振れる。

今までぼんやりと疑問に思っていたことが過去の先行研究の紹介とともに明示されていたり、データを解析するうえでの新たな着眼点を与えてくれるのです。
そうした知的な刺激を受けるたびに脳内物質がドパドパ分泌される!(気がする)

論文読むの楽しいって思えることがなんだかうれしいです。
ずっと、「自分は大学院に行ってもいいのか」と心の片隅で悩んでいるので
そうした小さいけど研究のステップに対して自分がポジティブにとらえられることが、承認してくれているような気がするから。

知らなかったことを読んで満足するのはただの「読者」。
先人の肩に乗り、新しい知見を発見・言語化するのが「研究者」

「研究者」になろう。

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