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楽しそうな人生を複数思い描こう

自分は1年前に南極の植物の研究が面白そうだと思って以来、その研究をベストな環境でできそうな大学院に進学することを第一目標に生きてきました。

その決意をしてから、所属していた就活系のコミュニティから離れて研究室にフルコミットして、大学院進学以外の道を真剣に考えることがなくなり、大学院のことばかりを考えていました。

とはいえ、大学院卒業後の博士卒就活や、日本の(冷遇された)研究ポストのことを考えては憂鬱な気持ちになっていました。

そして、それを何とかするのは自分の決意と覚悟だけだと。

でも、先日少し見方が変わる出来事が。
一緒にベトナムでインターンをした友人数人と再会をして、それぞれの今の生活について聞いてるうちに
「あれ、社会に出て働くのもめっちゃ楽しそうじゃん」
という考えが自然と湧いてくるのでした。

特にコンサルをやってる(兄貴分的だと思ってる)友人の「色々な分野の企業を相手にするから色々な分野のことを勉強して提案をしている」という話は好奇心が大いに沸きました。

元来サイエンスだけでなく多方面に興味があったので、そうして色々な世界を垣間見ながら仕事ができるのは面白そうだなと。

そういう考えがわいてからは、
・大学院卒業後も(研究以外にも)楽しい道があるに違いない
・大学院ドロップアウトすることになっても楽しそう
・むしろ入学しなくても楽しそう

我ながら、思考の幅に落ちつきがないなと思う部分はありますが
世界が広がった感じがしたのです。

「もう自分にはこの道しかない」という認識を持つよりも、
「色々ある楽しそうな道から、この道を選んだ」という認識をもって生きる
のが大事なのかなと思いました。


そうして将来に対するイメージも変わったのですが、インターン当時の思い出を語るのすごく楽しかったです。
自分が忘れていた面白い出来事、知らなかった出来事が互いに話せば話すほど思い出してきて時間がたつのを忘れるようでした。

当時の自分はめっちゃ怒られてたのですが、その多くをケロりと忘れている意外な図太さにもびっくりしました。

新しい人に出会いにくい時期だからこそ、昔のつながりを大事にしたいと思うのです。

頂いたサポートは、南極の植物を研究するために進学する大学院の学費や生活費に使わせていただきます。