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今月のおすすめAntaa Slide5選!救急対応/血液培養/周術期管理/認知行動療法など

いつも素敵な投稿ありがとうございます。今回は、Antaa運営がピックアップした今月のおすすめSlideを5つご紹介します。医師医学生の皆さん、気になったスライドを是非読んでみてくださいね。

ERで頻用するCriteriaと鑑別、対応

救急にいると診断、鑑別、そして対応に困るときがあると思います。
困った時すぐに上級医へ対応をお願いできる病院であれば良いですが、そうではない病院もたくさんあるかと思われます。鶴岡市立荘内病院栢原 一洋先生の「ERで頻用するCriteriaと鑑別、対応」は、そうした日常的に起こる場面を想定し、ケース別に対応の仕方等をまとめて下さっています。特にこれから研修を開始する研修医1年目の方、もしくは初めて全科当直をする後期研修医の方等に読んで頂きたいスライドになります。

極論!血液培養の解釈!

湘南鎌倉総合病院羽田野 博葵先生による「極論!血液培養の解釈!」は、外来して帰宅させた、転院させた患者さんの血液培養が陽性になった際の解釈方法について、端的にまとめたものとなります。解釈としては、主にGPC(グラム陽性球菌) GPR(グラム陽性桿菌)GNR(グラム陰性桿菌)真菌の4つに分けられます。それぞれの特徴や対処するべきことがわかりやすくまとめられています。

周術期ってステロイド・免疫抑制剤どうする?

リウマチ・膠原病疾患はステロイド・免疫抑制剤・生物学的製剤で疾患の鎮静化は達成できるようになったものの、これらの治療薬の使用は周術期の手術侵襲ストレスへの反応不良・手術部位感染と関連します。MajorTY @膠原病内科先生の「周術期ってステロイド・免疫抑制剤どうする?」は、整形外科的手術とリウマチ膠原病治療について、周術期管理においてさまざまな角度から理解を深めるのに役立つスライドとなっています。

【10分】外来で行えるプチ認知行動療法のススメ

函館稜北病院舛森 悠先生による「【10分】外来で行えるプチ認知行動療法のススメ」は、認知行動療法の概要や臨床での応用の仕方をまとめたものとなります。認知行動療法に関する基本的な知識や問題の段階ごとにおける治療法、患者さんの自己治癒力を強化させる方法などが紹介されています。なお舛森 悠先生は、「楽しく、健康に。」をモットーに、ドクターマンデリン@チャンネルでも医療に関する役立つ情報発信をされています。ぜひそちらもご覧になってみて下さい。

C. difficile感染症 Updates

新潟大学医歯学総合病院番場 祐基先生の「C. difficile感染症 Updates」は、C(Clostridioides). difficile感染症(CDI)の検査と治療について、臨床検査技師向けの講演スライドを抜粋したものとなります。最近出た海外のガイドラインと比較しながら、本邦におけるCDI検査・治療の提案を解説しています。病院の実情(検査体制・コスト・患者層)を踏まえながら、検査アルゴリズムを見直すきっかけとして本スライドを活用されてみてはいかがでしょうか。

以上、今月のおすすめスライドでした!スライドを投稿くださった先生方、ありがとうございます。患者さんと関わる全ての医師が知っておきたいスライドが満載でした。先生方の今後の診療に活かせれば幸いです。

Antaaでは、公式Twitterでもすてきなスライドを紹介しています。こちらもぜひご覧ください。