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Madagascar⑩

Day.10 モロンダバから首都アンタナナリポ

朝5時のバスに乗るために、4時に起きて準備をした。いよいよ旅も終わりに向けて帰るだけになってしまった。

今日は飛行機に乗る為、首都のアンタナナリポに戻るバスに乗る日。
朝4時起きて、昨日のうちに同じバスの予約をしたツアーが一緒だったCさんとホテルロビーで4:30に待ち合わせしていたので、急いで身支度した。
昨日のうちに、バス停まで歩けなくもない距離だが治安も心配だし、荷物も多いのでタクシーを手配することにした。
ハジャに相談したところ、あのダメダメ運転手に言うと、「いいぜ!俺が迎えにきてやるよ!」の二つ返事だったが、値段がすぐそこの場所なのに早朝だからという理由で高額を提示してきた。値段交渉してお互い納得いく金額になり交渉成立。
が、不安がよぎった。そもそもこの人島行く初日めっちゃ遅れてきてお酒の臭いプンプンさせてたけど明日朝の4:30に迎えにこれるんか??!ってこと。
私は「tomorrow!4:30 in the morning!!!here!!!ok?」念には念を押した。それを見たハジャ(ガイド)もマダガスカル語で何度も念押してくれた。彼は「オケイオケイ!!」と言いながらとびっきりの笑顔だ。
まーこれだけ言えば大丈夫だろうと彼を信じて手配完了させていた。

はずだった。。。。。。。

両手いっぱいのお土産の袋とキャリーケースのわたしと、バックパックひとつのcさん。
ホテルマナベ朝4:30に立ち尽くす。。。
「いや、こーへんやん!!あんだけ念押して値段もまーまーしつこく交渉されて、、、来ませんやん!」
やっぱりな。。。
Dさんと一旦10分だけ待ってみようかと真っ暗なロビーの中待ってみるが、だれも来ない。バス停に出発30分前にはついておかなければ置いていかれる可能性があるので、なりふり構わず一旦暗闇の街を進み始める。
自転車タクシーが流していて、バス停まで乗せてってくれるということになり、大人しく乗せてもらうことにする。自転車でガタガタ道を荷台に荷物いっぱい抱えて我慢比べみたいに必死につかまりながら乗る。
比較的近いということもあり、なんとかなった。
最後までなんだ!
とCさんと苦笑いしながら無事真っ暗の中バス停でバス発車まで待つ。
本来なら良いバスを予約してたが、予定変更したため地元の人達と、手描きの予約席表を確認してバスに乗り込む。
バスの上にどんどん荷物を載せていくバス会社の人たち、上手にバスの上にどんな大きな重たい荷物もひょいと載せてしまう姿は、さらっとできる行きのバスは前方の席で直射日光を永遠と浴び続け辛かった経験から今回は後ろの方を取ってみたが、エアコンなしという予想外の展開に、窓を開けると窓側の人が大変だからと、開けれない。
結局灼熱の車内の帰り道。

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これからまた15時間ほど乗るんかー。と途方に暮れたのも束の間すぐに眠りに落ちた。
前日ほぼ荷造りで寝てなかったということもあり、ほぼほぼトイレ休憩以外は寝ているうちにあっという間に首都アンタナナリポに到着した。

行きとは違って、地元の人が乗っているものだから、
行きはタクシーでそのまま宿からバスに乗れたが今回はここからタクシーを捕まなければいけない。しかし、忘れてはいけない。ここは2日目にタクシーの中でさえ携帯を出すことさえ地元の人がおびえる治安の悪さのバス停付近である。Dさんととりあえずシェアしようとって話になったんだけど、バスを降りた途端に波のように押し寄せるタクシー運転手の客引きの勢いがすごくて、思考回路停止。。Dさんと目を合わせて不安をどうにかしようとする。二人のホテルが違うところだったので、まずは二人とものホテルの位置を知ってるドライバー探しをする。すると、「俺についてこい!」と強面のおじさんが寄ってきてあれこれ指示して来た。あまりの勢いなもんだから、そわそわしていると、あれよあれよとほかのマダガスカル人にも声掛けてシェアタクシーをあっという間に手配してしまった。まーよくわかんないけどこういう時は、流れに任せるのもいいかという感じでオンボロタクシーに乗った。Cさんとこれ大丈夫かな?とか言いながら、タクシーは走り出す。一応女性なので、先に宿に降ろしてほしいというといいよって最初は走り出したが、結局Cさんの宿に一番についてそれからマダガスカル人の宿などに行き私は最後に降ろされた。あと徒歩10分くらいのところを1時間ほどかけて進む。首都の渋滞とは恐ろしいものだ。

宿について、ほっと一息、明日のタクシーの手配をする。ついでに明日夕方の飛行機だから、それまでどこか出かけれるところをフロントの女の子に聞いてみた。すると、クラフトショップが立ち並ぶところがあるから空港行くまでの間にあるから、そこに寄るといいわよ!って。タクシーもそれも含めての金額を提示してくれた。オッケーと二つ返事でアレンジをお願いする。そんな話をしていたら、タクシードライバーが表れて「ちょうどよかった、明日彼が乗せてってくれるから!」とお姉さんが言う。挨拶をかわし優しそうなドライバーに安心してお願いできるとのことで、良かったと思った。

そしてマダガスカルのコーヒーを買いに近くの高級スーパーに行く。時刻は17時過ぎで薄暗くなり始めていただので、フロントのお姉さんに今からスーパー行っても大丈夫だと思うか聞くと、かなり急いでいった方がいいわ!と言われたので急いでスーパーに向かう。ついでにお金も底をついていたのでATMに立ち寄って、キャッシングをする。そうこうしているうちに街が闇に包まれていく。かなり暗くなった徒歩10分弱の距離を急ぎ足で宿に戻る。暗くなった街はなんだか不気味で外にはガードが門番をしているところが多く、治安の悪さを物語っており不気味だった。

はー良かった何もなくてとこの時は安心していた。。。

まさかの帰国後に30万の請求が不正利用されているともこの時は気づいていなかった。カード会社から電話があり、この日に高額な買い物しましたか?と尋ねられたがすでにその時は帰国後の日程だったので、違うことが証明できたのだが、もし証明できない場合は、自分のせいになる。おそらくこの時のATMか以前モロンダバでキャッシングしたときにスキミングの被害にあっていたようだ。はーおそろしい。



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