採用と役割について考える

こんにちは。melfeeです。
いままでの私について記載した自己紹介noteの公開が完了しました。

ここからは私の考えていること、仕事への向き合い。について徒然と書いていきたいと思います。


はじめに

さて、今日の話題ですが。 書類選考や採用について対応している立場で考えていることを記載します。
→ 正社員の採用についての記載です。

就職活動や転職活動。人生のターニングポイントになる大事な転機だと思います。

(これはちょっとした自負ですが。ほぼすべての(公務員以外)雇用体系を経験してきた身です。 思い入れがあるテーマです。)

役割と雇用体系

採用といっても雇用体系にはいろんな役割がありますね。

  • アルバイト

  • 契約社員

  • 派遣社員

  • 業務委託

  • 正社員

採用稟議のときの一幕

この中での役割とはなにか。を常に考えるように部下へ伝えてきました。

"正社員である理由は?" "契約社員や業務委託ではない理由は?" とよく問いかけます。別に採用したくないわけじゃないです。 どう扱うつもりなのか。

-> 優秀そうだから。わかいから。
-> 伸びしろがあるのでポテンシャル採用で。
-> 年収ラインが妥当なので。
-> 雰囲気が合いそうだから。

雇用体系と取り組みのかみ合いと整理

それはそれで理由のひとつかもしれません。直観大事ね。
私の認識は下記です。

取り組んでもらう役割の "抽象度の高さ(具体性)" と "期間"  の見合いで考えよう。

melfee

独断と偏見でならべると下記のようになると考えています。
(いずれも指揮命令権が自社にある前提で)

アルバイト
→ 抽象度超低 (具体性がとても高い)  x  取り組む期間が超短期スパン

業務委託
→ 抽象度低 (具体性が高い) x 取り組む期間が短期~中期スパン(テーマ単位)

契約社員
→ 抽象度低 (具体性が高い) x 取り組む期間が短期~中期スパン

派遣社員
→ 抽象度中~高 (具体性が普通~低) x 取り組む期間が中期スパン

正社員
→ 抽象度高(具体性が低い)(保有適性で向き合い) x 取り組む期間が長期スパン

それぞれの役割がある

雇用体系については迎え入れる側がなにを託したいか、なにを共に取り組みたいかが明確になっている必要性があります。

正社員については抽象度の高く長期のスパンにわたって対応したいニーズにマッチする雇用体系であるという前提に立った場合。

一番大事なことは  "長くやれるか。" -> "ニーズに向けて補正しつつ近づけていける時間をかけられるか。"

“ドンピシャな人財がこないことも、織り込んどけよ?”

どちらが上とかではなく。役割の上では期待されるニーズがそもそも違うということを受け入れる側も理解しておかなければいけません。

転職が活発な時代になっていますが、ビジネスの速度が速くなっただけで"長くやれる" の感覚が短くなってきているだけかな。 と思います。

昔は終身雇用を"長くやれるか" だったけど。
今は5年が"長くやれるか" なのかもしれません。業界によると考えますが。

伝えたかったこと

受け入れる側は選ぶ側じゃなくて選ばれる側でもある。
意思をもって採用に向き合っているか。採用作業をしていないか?

melfee

組織のニーズを正しく反映できる人的リソースを市場から調達する。ことが本質にあると考えています。逆に言えば求職者のニーズに対してもアンサーを用意しておかなければいけませんね。

あたりまえのようであたりまえのおはなしでした。


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