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【アウトプット記録】21.12.4


おはようございます。

普段、気になったことを取り上げて
まとめていく記事です。

知らないことを知り、
学びを深めるために
継続していきます。

さて、今日のテーマとしては

『石油の備蓄放出について』


さて、11月末に飛び込んできた石油の備蓄に関するニュース。
そもそも、石油って備蓄していたの?
そんなことを思った方もいるかも知れません。

実は私もそんなことを思った一人でした。
石油備蓄のことは知りませんでした。
色々と調べてみましたので、ぜひ一緒に勉強しましょう。


<石油の備蓄放出>



なぜ、石油の価格が上昇しているのかについては、以前まとめた、こちらの記事をぜひご覧ください。
3分程度で読み終えられますよ。


11月末にアメリカのバイデン政権の要請を受けて、石油の国家備蓄の一部を放出することが正式に発表されました。

日本の他にも、インド、韓国、イギリス、中国などと協調し実施することになりました。

そもそも、なぜ、日本は国家備蓄があるのでしょう?



第一次オイルショック


みなさんご存知の通り、日本は石油の産出国ではありません。
日本の石油はほとんどを輸入に頼り、特に中東の国に依存しています。

そのため、中東の国の情勢が不安定になった場合、輸入に制限などがかかったときに、生活が困るため、備蓄するようになりました。

国家備蓄の仕組みができたのは、
1973年に起きた第一次オイルショックがきっかけと言われています。

1973年10月に、第4次中東戦争(イスラエルとエジプト、シリアなどのアラブ諸国間の戦争)が勃発。
OPECが原油の供給制限と石油の価格の引き上げを行い、石油の国際価格は3カ月間で4倍にまで上がったと言われています。

スーパーからトイレットペーパーがなくなったという話は聞いたことあるのではないでしょうか?


<石油をめぐるあれこれ>



石油備蓄法について

第一次オイルショックによって、1975年に石油の備蓄に関する法律が制定されました。

日本の石油の備蓄は

国家備蓄 :国が備蓄している ※145日分(9月末時点)
民間備蓄 :民間の石油会社に義務付けて備蓄している ※90日分
産油国共同備蓄 :産油国と協力して国内の石油タンクで備蓄 ※6日分

 

の3種類に分かれています。


過去の民間備蓄の放出について

1991年、湾岸戦争では、民間の備蓄義務の4日分放出したり、
2005年のハリケーン「カトリーナ」の米国直撃では、民間の備蓄義務の3日分を放出。
2011年には東日本大震災で民間の備蓄義務の25日分を段階的に放出していたそうです。

今回は、アメリカが呼びかけることで石油備蓄の放出が決まりました。

日本の法律では「供給が途絶する恐れがある場合や災害時に限られる」とされています。
しかし、今回は余剰分を使うことで、石油備蓄法に触れずに放出できると言われています。

余剰分はなぜうまれるのか。
→人口減少により、ガソリンの需要が減っており、必要な備蓄の量が減少し、余剰分が発生していると言われています。


今回放出するのは、国家備蓄から。
日本国内消費の2日分(67万Kℓ)を放出すると言われています。



その他、日本ではガソリン補助金を出す方針を進めています。


具体的には、レギュラーガソリンが全国平均で1リットルあたり170円を超えた場合、石油の元売り会社などに、補助金を支給し、値上げ幅を5円抑える対策を行います。

ということなので、しばらくはガソリンは170円台でキープされるのかも知れませんね。

ただ、一部地域ではガソリンの値下げが始まってるらしいです。
この値下げは、石油の備蓄放出ではなく、オミクロン株の流行で、渡航制限など世界各国で航空便の運休や減便が多くなり、原油の需要が落ち込んでいることが影響してると言われています。


いずれにしても、産油国も産油国で脱炭素時代の流れ的に経済活動しづらいし、消費国は消費国で悲鳴をあげている状態ですよね。

何かに依存している状態って
良くはないのかなー、なんて思ったり。

みなさんは依存しているものってありますか?
依存していてもいいと思うけど、
なくなっても大丈夫!!
そう割り切って生きられる人が強いのかも知れない・・・
なんて思ったりもします。

何はともあれ、今後も経済の動向に目が離せません。



今回は、この辺でお別れです!!

それではまた次回お会いしましょう!!

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!!!

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