韓国人って意外と人見知り?
ふと最近、韓国で初対面の人と話した時のことを思い出した。
・・・
最初はちょっとシャイな理由
人懐こい、というイメージが強い韓国人だが、意外にも初対面はシャイな人が多いように思う。
いや、シャイさ、というより、どちらかというと警戒心、に近いのかも。相手に心を完全には開けていない状態。
この人に自分は心を開いても大丈夫な存在なのか。もしくは、話をするに値する面白い人間なのか。
かなり態度に出る人達だから、この人、今私のこと観察してるな、っていうのはすぐわかる。
韓国人同士だとしても、初めての会合だとあまり自分のことをしゃべらないことも。
だから最初は意外にも、話あんま盛り上がらんぞ?と思って、ちょっとショックを受けたこともあった。
だがしかーし、2回目も会うお許し(?)がでようものなら、もうなんでも話す話す!飲む飲む!러브샷(ラブショット、下解説あり)も。女子同士でもスキンシップ当たり前状態。
↑ 腕を組んで正面を向かってお酒を飲む罰ゲーム、ラブショット。最近好きなオピニオンというユーチューバーさんから拝借(後日紹介予定)。
この状態になったらもう認められたということ!😃(韓国生活、第一段階クリア!)
これは多くの韓国人に共通するポイントで、彼らの輪に入りさえすれば、本当に良くしてくれる。『情』がある国なので、信頼する「ウリ=私たち」の中の人同士は距離が近く、ものすごくオープン。
前回の会合で初対面無口だった人が、二回目一緒にご飯食べに行ったらものすごいおしゃべりだったなんてよくあること。
だからこそ、この「ウリ」の輪に入れてもいい人なのか、見定めが必要なのかもしれない。外国人相手ならなおさら。
日本人との違いは?
ただ、初対面でのこの少し距離を置いたリズムに、時々調子が狂うこともある。
自分がオープンな性格だからかな?と思ったこともあるが、そもそも日本人の距離の置き方と違うことが分かった。
日本は、そもそも人に完全に心を開く、なんてことは友達同士でもまれな国。
表面上で相手とのコミュニケーションを円滑に進められるよう、建前的な話が初対面でもうまい。
=本音を隠すのがうまい。
私もこれでも長いこと日本人をやってるので、日本で交流会に行っても、はじめは誰とでも適度に話ができる。
ただ、上っ面で話してるのが徐々に辛くなるので、話が盛り上がらなくなるパターンもちょくちょく・・・
韓国でも、もちろん話が合わない人はそれまでだが、表面的にだらだら話すよりも、超仲良くなるか、それまでの関係(興味ない枠)か、はっきりさせる傾向があるように感じた。
韓国来て韓国人の友達に言われたこと。
「韓国では浅く広くよりも、深い友達付き合いをしたほうがいい」
これがアメリカ的に、最初から誰にでもハ~イ!ってノリをもちつつ、でも個人主義的にさっぱりした関係、みたいなのが、個人的に一番楽なののにな・・・とぼやいてもしょうがないので、その雰囲気に合わせつつも、でも自分らしいオープンさは保っていようと思う。
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