urakata(ウラカタ)というブランドのこと
2020年の2月に『urakata』というブランドを立ち上げました。
お手持ちのお洋服や、teshioniのお洋服と合わせて、コーディネートを楽しむためのお洋服をつくっています。
お洋服を心地よく、レイヤードの可能性をもっと楽しんでもらいたい。
生地やレースをたっぷりと使い、着ている人を包み込むようなお洋服です。
urakataというお洋服屋さんのこと
お洋服を楽しむためのアイテムとして、下着やペチコートではなく、単体でもお洋服としても着用できるようなペチコートやインナーウエアがあったら、もっとコーディネートを楽しむことができる。という思想のもと、デザインをしています。
スカートを蹴って歩く、というのは裾の広がったロングスカートを履く人だけの特権で、私は、このスカートが歩く人の動きに合わせて跳ね上がる様子がとても好きです。
衣裳を着るとパフォーマンスが上がるように、お洋服を着て、その足元や手元を見るだけでその日のパフォーマンスがあがるような、そんなお洋服をつくっています。
購入方法
teshioniのwebサイトで販売しています。
teshioniには、同じように個人が立ち上げたブランドが並んでいて、それぞれの特性がありますのでぜひ他のブランドも見てみてください。
(下に書きますが私はteshioniの総支配人でもあります)
在庫を無理に作らず、セールをせず、必要な分を必要なだけ、お客様に丁寧にお届けしたいと思っています。
販売日にはLINEでお知らせしてInstagramのライブ配信でコーディネートや着心地を配信、お客さまからのご質問にお答えしています。
urakata公式のインスタグラムがないので私個人のアカウントから配信します。
アカウントはこちら
在庫販売の商品をご購入いただくと、入金確認後、翌日には発送いたします。
予約商品の場合は商品ページまたは購入時のメールに記載のある日程で発送します。
人気のあった商品はいまは在庫がない場合でも再販することがあります。
完売してしまった商品で気になる商品がある方も諦めないで大丈夫です!
私のこと
私はnutteなどのサービスを展開するステイト・オブ・マインドの役員です。
2018年にteshioniというサービスを立ち上げ、【teshioni総支配人】を名乗って各ブランドに深く関わってきました。
teshioniについて書いた記事はこちら
こうした経験から新しくブランドをスタートする人に向けて、自分がどんなことをやってきたかも共有できれば、という思いもありました。
最後の最後は自分がなんとかするしか無い状況を自分自信で経験することで、これからブランドをスタートす る人にも強い思いをぶつけることができると思っています。
私個人のことでいえば、役割に忠実で、RPGのゲームだと【回復系】や【補助系】職業を選びがちです。
どれだけ大きなダメージを与えられるかよりも、攻撃役の人のパフォーマンスをあげるために何ができるかを先を読みながら行動していくのが好きです。
裏方と表現されるかどうかわかりませんが、基本は自分に与えられた役割のなかで、最大限の結果を出すパフォーマンスを目指しています。
デザインの知識について
洋服のデザインについて学校などで学んだことはありません。
残念なことに大変不器用で、自分で縫うこともできません・・・。
ただ、洋服そのものは好きなのでnutteというサービスに関わった時点から、かなり積極的に自分自身のお洋服を作ってもらったりしていました。
「こういうお洋服を作って欲しい」という思いをどうやって伝えるのかを実際に依頼をしながら考えて、いくつか成功したり、またうまくいかなかったりもしました。
職人さんに会いにいってお話を聞くこともたくさんありました。
仕事の中で企業さまからの依頼案件に関わることもあり、生産管理や衣装屋さんとして立ち合い、いくつもの打ち合わせや完成したお洋服を見て学びました。
どの仕事もすべて「自分の仕事」「自分の洋服」と思って必死になってやっていたらいつのまにかいろんなことを覚えていました。
いまはteshioni総支配人という立場でデザインや文化についてそれぞれのデザイナーと向き合って何時間も話し合って、学ぶこともたくさんあります。
それでもいろんな職人さんを見ていて、この先も私がデザインについて熟知した!と思うようなことはきっとないのだろうなと思っています。
この会社に入ってから、誰かが業務のやり方や知識を教えてくれたことなどひとつもありません。すべてやり方から考えて、実務のなかで飛び込んで、経験して学んできました。
日々の経験全てが勉強で、おもしろいことの連続です。
最後に
urakataはいわゆる「裏方」のイメージを覆すような存在でもありたいと思っています。
たっぷりのレースに包まれているからって、お人形のように大人しく座っていなくったって良いし、裏方だからって、地味じゃなくても良い。
イメージやこれまでの慣習に囚われずに、おしゃれを楽しんでもらいたいし、好きなものを着て、好きなところにいって、好きなものを買って、自立していてほしい。という想いを込めています。
自分自身の夢や目標はあまりありません。「いま」がとにかく毎日刺激的で楽しいことの連続です。
我々がどうあるべきか、またデザイナーやブランドをどのように育くむのか、引いては縫製職人の未来のために何ができるのか、見えてきた部分がたくさんあります。
自分の役割に忠実に、力一杯やることが、誰かの人生を少しだけ変えることができます。
それを繰り返し続けて、いつか後ろを振り返って「おお!ここまできたね!」とその時に一緒にいる仲間と分かち合うのが楽しみです。
あたらしくmaison407というブランドサポートの仕組みを作りました!こちらもご覧ください
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