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TOEIC975の私の英語力と受検の感想

ひさびさTOEICを受けて、結果は以下のツイートのようにL 495 R480の975でした。
私はTOEICに向けて特別対策をしたというわけではないので対策については書けないのですが、TOEIC 975の私がどれくらい英語を使えるのか、またIELTSなどと比較してどう感じたかなどを書いてみたいと思います。

私の英語勉強歴については下記記事で書いていますが、要約すると小学生のとき1年のみ英語圏の国に住んでいた、帰国子女というには滞在歴が足りないようなバックグラウンドを持っています。


○TOEIC受験

・受検理由
今回受験した理由は、「転職を視野に入れたときのために大学入学時のTOEIC記録を更新するため」です。
大学生なりたてのときにTOEIC815を取得し、新卒就活時に求められているスコアは超えており、またIELTS 7.0などTOEIC換算したらゆうに900はこすスコアも持っていたためTOEICを更新する動機はありませんでした。
しかし、あるとき転職を考えて求人を見たり、転職エージェント登録をしてみたりするとTOEIC一色で、IELTSなんて入力欄すらありませんでした。
求人によっては基準としてTOEIC900以上などもあり、今持っているスコアだと応募できる制限がかかってしまうこと、そして夏にあったTOEIC公式みんなで模擬試験(TOEIC公式による期間限定の模擬試験無料公開)で大まか換算で950というスコアを得たことからも感じたように私の英語力は前回スコア取得時よりは伸びているので、既存のスコア更新のために受検しました。
ちなみに12月に受検したのですが、抽選に3回ほど落ち、ようやく当選することができた受検でした。

・スコア目標
明確な目標はたてていなかったのですが、9月に受検したIELTSで7.5を取得しており、これはTOEIC換算だと970-990とされているのでそれくらいはとりたいなと思っていました。

・過去記録
高校生 L375 R245 620
対策等一切せずに受けた、人生初TOEIC受検。英語には自信があったのに、問題数多すぎるしわけわからない!とプチパニックになった記憶。確か最後まで解ききれていない。
大学生 L435 R380 815
大学の受験勉強の影響で基本的な文法力と語彙力があがったことが反映した結果。前回とは対照的に、猛勉強したのに900は超えられないのかと少しがっかり。

・TOEIC勉強方法
英語そのものの勉強はそれほどしておりません。
TOEICの傾向を掴むために模試をたくさんやろう解こうと思い、至高の模試を購入し、時間を測って解く、丸つけ後間違い直しということを3回分行いました。
ちなみに模試の点数は1回目 L96/100 R92/100 2回目 L95/100 R 84/100 3回目 L95/100 R90/100でした。
TOEICは相対評価なので満点をとらなくても990はとれるのですが、ReadingがListeningと比べて失点厳しめと知り、(Listening 90点でも満点とれるけどReading 90点では満点取れない)Reading苦手な私は990を目標とすることを早々と諦めました。 笑

模試を最初に解いて感じたのは、英語力以上にスピード感や集中力が重要だということです。そのためどこにどう時間を使うのかを考えて、即決する問題(文法問題等)は全文読まずに解いたり、きちんと読む問題はきちんと読むことを意識して解いていました。
TOEIC対策のアプリを見つけ、苦手な文法問題の対策を行いました。

○TOEICとIETLSとの比較

私は大学生以降だとIELTS受検の回数の方が多いので、(IELTSに関する記事は下記があります)久々にTOEICを受検して方向性の違いのようなものを感じました。

Reading の違いが顕著で、IELTSの題材は海外の大学院で読むようなもので、TOEICの題材は海外赴任?した際に読むようなものだと思いました。また、TOEICは文法の知識を問う問題があることも大きな特徴だと思います。
英語に限らず他の言語でも例えば日本のみのテストであるフランス語検定は、フランス語の世界テストであるDELFと比べて細かい文法を問われると聞きます。
言語を言語として(ふわっと)理解するというよりも、細かいところをつっこむのが日本でメインに行われるテストの特徴なのかもしれません。
(TOEICは一応世界テストですが受験者の2/3が日本・韓国であり、世界での英語力証明書としての効力はほぼありません)

○TOEIC975の私の英語力(おまけ)

TOEIC975って英語ぺらぺらじゃん!と思うかもしれませんが、全くです。
よく自分の英語力にガッカリします。笑
言語学習はキリがないんだろうと思っています。
「ペラペラ」の定義にもよりますし、同じTOEICの点数でも話すのが得意な人もいれば読むのが得意な人もいるので一概には言えませんが、下記はあくまで私個人の例です。私は傾向として、読み聞き得意で話すが苦手です。

できること
・英語を使って同僚と会議するなど、英語で仕事
・英語論文を読んでまとめる
・英語のドラマを日本語字幕で見ていて、訳のニュアンスの違いに気づく
・英語ニュース視聴、読む
・英語で冗談を行って笑わす

できないこと/苦手なこと
・外交官など要職レベルの人と英語を使っての重要な交渉(些細なニュアンス等を日本語と同レベルに表現すること)
・ネイティブと間違えられる発音(練習次第だけど現状無理)
・字幕なしの英語ドラマや映画視聴
(わかるところも多いけれど100%の理解は本当に難しいニュースはスラングもなく、お手本発音で話してくれるのでまだ易しい。
・ネイティブしかいないグループで楽しくおしゃべり
(英語のペースと英語力的に難しい。
ネイティブでも1対1、あるいは非ネイティブのグループで英語を使って話すのはネイティブだけのグループよりハードルが下がるのでまだ可能。)

ざざっとこんな感じです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
この記事がなんらかのお役に立てたら幸いです。
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