アンジャッシュ渡部似のパイロットに持ち帰り打診された話。
あんりちゃんです。
今日は、先日発生した『アンジャッシュ渡部似のパイロット』に持ち帰り打診された話を書きたいと思う。
上京してから早10年が経ち、最後の独身生活を都心で過ごしたいという思いから、誰もが思い浮かべるお洒落タウンの近くに住んでいる。
そこにはイタリアンや和食、バーなど、食べログ3.5以上の有名店が揃い、独身なら誰でも一度は住んでみたい場所の一つだ。
女友達Aは、私と同じく婚活をしている学生時代からの友人だ。
きつね顔のクールな顔立ちをしている。
いつものように、ワインバーで2人で婚活について語り合っていたところ、A宛に一通のラインが届く。
LINEで暇な男が一斉送信する例のやつだ。
時計は22時をまわっていたが、パイロットが合流することになった。
爽やかに現れたパイロットを見て、『アンジャッシュ渡部』に似ていると思った。
ここから渡部と呼んでいくことにしよう。
三人でシャンパン、白ワインを一本ずつあけた。
私とAは酒豪である。
テンションはあがってきたものの、3割くらいの酔い具合だった。
サッ
渡部はスムーズに財布を出し、会計を済ませた。
Aは近所ではないので、電車で帰宅することになった。
Aの姿が見えなくなった。
仕方なく、私の家方面に歩いて店を探すことになった。
来た道を戻り、またお店を探すことに。
この時点で『帰りたい。歩かせすぎだろ』と思っていたが、お口はチャックしておいた。
そんな時、渡部が動きに出た。
突然、渡部が操縦席の動画を見せてきた。
たしかにパイロットなのかもしれない。
しかし、持ち帰れるか持ち帰れないかの瀬戸際で、パイロットアピールはダサすぎるのではないだろうか。
そうこうしているうちに半ば強引にタクシーに押し込められたあんり氏。
着いた先には、高そうなギラついたマンションがあった。
そんなグダを続けたところ、なんとか諦めてもらえた。
深夜1時に颯爽とタクシーで自宅に帰った。
この経験から読者の皆さんにお伝えしたいことは、『瀬戸際でのスペックアピールはダサいからやめておけ』ということだ。
パイロットだろうが塩顔イケメンの渡部だろうが、知らんがな。
一気に萎える行動だ。
翌日、渡部からは『昨日はありがとう!すごく楽しかったです。家も近いしまた飲みましょう』と良い人風のLINEが届いていた。
きっと、実現することはないだろう。
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