【目標管理編&自分磨き編】25歳までに抑えておくべき仕事術〜福山式仕事術〜

こんにちは。あんきゅーです。
引き続き取り上げる書籍は福山式仕事術です。
前回は〜目標設定〜を取り上げましたが、この記事単品だけでも学びがあるように構成しております。

福山式仕事術とは


本書の著者である福山敦士氏のことを紹介します。

・新卒でサイバーエージェントに入社。1年目からグループ会社の起ち上げ に参画、25歳でグループ会社の取締役に就任。
・27歳で独立、株式会社レーザービームを創業。クラウドソーシングサービス(RPA)を起ち上げ、東証一部上場企業の株式会社ショーケース売却。
・30歳までに3度のM&A(売却)を実行。29歳で同社役員に就任。

いわば努力の鬼&バッリバリのビジネスパーソンです。
そんな福山氏も最初から仕事ができたわけではなく、いろんな挑戦と失敗の中で確立した 福山式仕事術メソッド が大きな成果を残す要因となりました。まさにビジネスマン必見の書籍です。
今回はそんな福山式仕事術メソッドの〜目標管理〜/〜自分磨き〜 を私の解釈を入れて噛み砕いてレビューします。

今回も
個人的に非常に学びが多い文が散りばめられておりました。

1.可視化する

結論「自分の業務、どれだけ把握してる?」

基本的に仕事は増えれば増えるほど、役職が上がれば上がるほど、忙しくなります。当たり前ですね。

業務量が増えてよく陥ることは、仕事の全容が見えなくなることです。
これは新人クラス、マネージャークラス、幹部クラス、全ビジネスパーソンに共通することです。

そんな中でも、仕事を着実に遂行してしまう「仕事ができる人」ってまるでスーパーサイヤ人みたいに見えますよね。分かりみがマリアナ海溝くらい深いです。
しかし、そんなスーパーサイヤ人は何をしているかというと、実はとてもシンプルです。

自分がするべき業務を把握している。

それだけです。

なぜ業務を把握していると「仕事ができる人」になるのでしょうか。
本著では
・抽象的な言葉を使用していない
・目標を行動レベルに落としている
・時間の見積もりを作っている
だと述べています。

もしかしたらTo doリスト中に
・クライアントの言葉をしっかり聞く
・営業資料を作成する
・読書をする
という使っているかもしれません。

To doリストや目標という観点では間違いないですが、これが落とし穴です。
仕事ができる人ほど具体的なTo doリストになっています。

先ほどの例を簡単に使用すると、
『クライアントの言葉をしっかり聞く』はしっかりの定義をしています。
そのため、クライアントの今後の展望とその障壁(課題)を聞くとなります。

『営業資料を作成する』はどこがゴールなのかを明確にします。
そうすると営業資料の全体像の作成をし、上長に確認を依頼するとなります。

『読書をする』にしても書籍から何を得るかを決めます。
そうすると、業務上の目標管理のハウツーをインプットするとなります。

このように、自分だけでなく他の人が見ても把握できるくらい具体的にTo doを落とし込めば自ずと行動が変わります。
具体的にスピード感を持って業務に取り組めます。行動が明確だからです。

そうすると、「この作業は大体◯◯分必要」と時間の見積もりができるようになります。
このようにTo doリストを使いこなして仕事を加速していきましょう。

2.行動の変化は現状の延長線上にある

結論「意志の力に頼るな」

一番耳が痛い部分でした。
人は感情の生き物です。意志決定にも必ず感情が伴います。
しかし、意志のみでは行動は長続きしません。あくまで一時的なものです。
私も数え切れないくらい失敗しています。
代表例が早起きやダイエットです。

これは長続きしない自分がダメなのではありません。
人は現状維持バイアスという現状の自分に心地よさを感じる傾向があり、変化に対して強い抵抗を感じます。
行動を仕組みにできていないことがいけないと本著では述べています。

では、どのように行動を仕組みにするのか。
福山氏は普段の習慣をアレンジすることで解決できると述べております。

例えば、
Youtubeをだらだら見てしまう習慣を利用して、ビジネス系の動画を見て勉強時間にする。
読書習慣をつけるのに、「漫画で学ぶ◯◯」から読み始める。
ダイエットであれば、チョコレートをフルーツに置き換える。
早起きであれば、必ず行う夜の習慣を朝にスライドして早く寝る。

このように自分の意志だけではどうにもならないことを習慣の力を利用して徐々に新たな習慣を作って長続きをさせて新たな行動に切り替えていくことが大切です。(もちろん最低限のモチベーションと意志の力は必要です。)

3.自分磨き=人脈形成

結論「自分の価値をセールスできている?」

本書では、自分磨きの比重の大部分が自己紹介について述べていました。

なぜ自己紹介がそれほど重要かというと、人は環境の生き物だからです。
素晴らしい環境に身をおけば、自ずと成長します。
また、人は物質的な物の所有より良質な人間関係に高い幸福度を感じます。

その環境を手にするのに必要なのは、価値のある人だと認めてもらい、周りから受け入れてもらうことです。(もちろん他人を受け入れる器も同様に必要です。)

では受け入れられるにはどうすればいいかというと
自己開示と自分の価値観のアウトプットです。
そのアウトプットをゴールデンサークルの方式に基づき、Why→How→Whatで自己紹介をしましょうと述べております。

私自身自己紹介はあまり得意ではなく、1分間で話せと言われても、どこから、何を話そうかいつも悩んでしまいます。
しかしそれでは機会損失が非常に大ことに気付きました。

なぜなら、自分という存在を覚えてもらえないためです。
さらに言うと、自分の自己紹介一つで他己紹介をしてもらう際の質も向上するためです。
・「へぇ〜!面白い!」と印象に残る経歴
・どんな想いを持って仕事をしてきて、これからどのようなことを実現したいのか。
これらが含まれている自己紹介スクリプトを作れば、どんな時も使用することができます。なんなら回数を重ねれば重ねるほど緊張もしなくなります。

私の場合、
過去(印象付け)→東京湾内で仕事をしていた航海士。
現在(How・What)→プログラミングスクールの人材営業をしている。
未来(Why)→「あなたと一緒に働けてよかった」「あなたの一言で決めました」と言ってもらえる領域を広げる仕事をすること。
となりました。
この骨組みをもとに肉付けをしていけば、自己紹介トークスクリプトが出来上がりそうです。
十人十色で過去の経歴や今後の展望があるので、魅力的な自己紹介ができればできるほど、良い循環が生まれそうですね。

このように自分ならではの自己紹介を作って、印象に残してもらい、誰かに紹介をしてもらう時に紹介してもらいやすくすることが新たな成長できる環境を自分で手にしていきましょう。

3章までを振り返って

メソッド はとてもありふれた、一般的なメソッド という印象です。
しかし知っているかよりできているかで判断した際、どうしてもできていないこと、習慣化していないことが多く、改めて学びになりました。

個人的に本書を読んでから具体的に変化したことは
To doリストをより具体的に細かく記載するようになりました。
私は非常に面倒くさが屋なので仕事をし始める際にも、「めんどくさいな〜」という気持ちが必ず出てきます。(私以外にもいるはず。。。)
そんな特にTo doリストの始まりが『めんどくさいって思うこと』の記載まで入れてしまいました。
そうすると普段思っているネガティブな感情ですら、仕事の一歩目を踏んでいる状態となり、2つ目、3つ目に取り掛かるスピード感が早まりました。

これが正解かと言われるとなんとも言えませんが、
業務スピードと生産性が上がったという観点からすると大いに正解だと考えています。
それくらいに業務を細分化することと自分の感情をうまく仕組みでコントロールすることを今更ながらできてきているため、さらなる仕事で成果を見込めそうです。
成果が出た時にはまたご報告できればと思います。

是非、ご興味が沸きましたらお手にとりください。
〜福山式仕事術〜

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