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特許情報分析を行う上での仮説思考について①-仮説思考に役立つ書籍-

「知財情報を組織の力に🄬」をモットーに活動している知財情報コンサルタントの野崎です。

特許情報分析に限らず、何らかの分析を行う際に

仮説をもって情報収集・分析をしよう
情報収集・分析を行う際は仮説思考で

と聞いたことがあるかと思います。特許情報分析という文脈の中で仮説または仮説思考というキーワードが表立って登場してきたのはここ10年ぐらいかと思います。

1つのきっかけとしては、元ボストンコンサルティンググループで、現在早稲田大学教授の内田和成氏の「仮説思考-BCG流-問題発見・解決の発想法-」が2006年に発行されたことがあると考えています。

私自身が仮説思考を強く意識し始めたのは2009年4月から2010年3月まで通っていたKIT虎ノ門大学院の授業や修士研究の影響があります。

上述の内田氏の書籍以外にも、仮説や仮説思考に関する書籍もたくさん出版され、私自身も特許情報分析を行う上での仮説思考について、ある程度考えがまとまってきたので、本noteでシリーズでお届けしていこうと思います。

まず第1回目は「仮説思考に役立つ書籍」です。

上述の内田氏の書籍は既に仮説思考の古典になっていますが、それ以外に私が実際に購入して役立ったのは以下のような書籍です(必ずしも仮説・仮説思考と書籍タイトルに入っていない場合もあります)。

まずは言わずとしれた安宅氏の書籍。この本でイシューという言葉も日本に定着したのではないでしょうか。

以下は、実際に私が購入して参考になった順に並べていきます(あくまで私の感想です)。

あと仮説思考そのものではありませんが、外せないのが大前研一氏の「企業参謀」。

あと、前述の内田氏の仮説思考シリーズである

もおススメです。左脳的な仮説思考から、3部作の最後は右脳思考になるというのも個人的には非常に納得感があります。

あくまで私自身が購入した書籍の中から紹介しているので、これ以外にも良書はあると思います。

まずは第1回ということで書籍の紹介でした。次回からは特許情報分析を行う上での仮説思考について何回かに分けて述べていこうと思います。


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