特許検索・特許分析に関するGPTs

2024年6月3日 12:00

「知財情報を組織の力に🄬」をモットーに活動している知財情報コンサルタントの野崎です。

2019年から人工知能学会全国大会に参加しているのですが、今年は5月28日～31日まで浜松アクトシティで開催されました。

さすがに今注目を集めているトピックなので、参加者数が半端ないです・・・

それはさておき、イーパテントでは人工知能学会全国大会でスポンサーをしており、今回はプラチナスポンサーになりました（人工知能界隈の方々からすると「この会社なに？」だと思いますが）。

プラチナスポンサーになると、ブースを出展できるのですが、私は1人でいろいろな発表を聴きたいのでブース出展はせずに、インダストリアルセッションで20分（質疑応答5分含む）のプレゼンテーションを行いました。

このセッションで発表したのが私の方で作成したGPTs（カスタマイズしたGPT）です。

現在、GPTストアの方では

この4つのGPTsを無料で公開しています。先日のアップデートで無料ユーザーでもGPTsが利用できるようになったので、よろしければぜひ利用いただき、コメントや感想などをお聞かせいただければ幸いです。

なお、このGPTsは現在無料で誰でもアクセス可能な状態にしていますが、一部ユーザー限定にする可能性もあるので、利用されたい方はお早めにお願いいたします。

特許検索・調査および特許分析に関するチャットで、青本（特許情報調査と検索テクニック入門　改訂版）や赤本（特許情報分析とパテントマップ作成入門　第3版）、またその他寄稿した論考を学習させています。

特許調査・分析、IPランドスケープについて質問したい場合はこちらのGPTsをご利用ください。

調べたいテーマを入力するだけで簡単に特許検索式を作成することができるGPTです。生成される検索式はJ-PlatPatの論理式に対応しており、検索式を作成する前に特許検索マトリックスを確認することができます。

ある技術について調べたい場合に関連するIPCを回答するGPTです。IPCの定義だけではなく、IPCメイングループについては意訳した定義文も学習させています。

特定の技術テーマに関する技術動向分析や特定企業の分析を行う際に、どのような分析軸・分析の切り口を設定したら良いかを提案してくれるGPTです。

完全に私が自分自身のために作成したGPTsですが、特許分析やIPランドスケープを担当されている方には役立つかもしれません。

本当はサマリアやPatentfieldで生成される分析軸との比較・検討も行いたいのですが、まだできていません。

繰り返しになってしまいますが、ご興味ある方はぜひご利用いただきコメント・感想をお寄せいただければありがたいです。

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